放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
阿部寛さん主演の連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)。2005年に放送された人気学園ドラマの続編で、阿部さん演じる弁護士・桜木建二のもと、落ちこぼれの高校生たちが東大入学を目指し、東大専科クラスで受験に奮闘する姿を描く。本作では、約1000人からオーディションで選ばれた、東大専科の生徒役キャストが話題を呼んでいる。今回は原健太役の細田佳央太さんについて、視聴者が思う「ココがすごい!」ポイントを紹介する。
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細田さん扮(ふん)する健太は、虫が大好きな心優しい少年。目で見たものは絶対に忘れない、特殊な記憶力を持っているキャラクターだ。
健太を演じるにあたり、細田さんは短期間で体重を12キロ増量。本作で行った取材では、他作品との兼ね合いから2~3週間で増量しなければならなかったといい、「太るための詰め込む食事で、ただ食べることしかできないというのは本当につらかった」と語っていた。
細田さんといえば、新人ながら主演(関水渚さんとのダブル主演)に抜てきされ脚光を浴びた、2019年の映画「町田くんの世界」を思い浮かべる人も多いだろう。映画で演じた“町田くん”は、ひょろりとした体形の物静かなメガネ男子だっただけに、「町田くんの時と全然違う」「町田くんの面影全くない」と、印象の違いに驚きの声が上がっている。
また今回、細田さんは髪もバッサリと丸刈りにして、これまでのイメージとまったく異なる姿に変身。独特な役どころをうまく表現する演技力と合わせて、「他のドラマとは別人に見えます」「役によって、こんなに違うなんてすごい」と、“振り幅”にも注目が集まっている。
健太は虫好きな少年とあって、劇中には虫を手に乗せたりと“ふれ合う”場面も登場。しかし、細田さん自身は「虫は正直、苦手なんです。触れないんですよ」と話しており、SNSには「虫が苦手って本当……?」と驚きのコメントが並んだ。
さらに、細田さんのすごさはただ触るだけではなく、“苦手を感じさせない”ところにある。健太がいとおしそうに虫に触れたりする様子に「しっかり触ってたからてっきり平気な子なんだと思ってた……」「虫苦手なの全然分からない」「プロを感じる」と、感嘆する視聴者が相次いだ。
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短期間での増量に挑んだ役作りと、“プロ魂”宿る演技力で視聴者を驚かせている細田さん。今後も、物語の中でどのように存在感を発揮していくのか楽しみだ。
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