池田成志:半沢直樹・諸田役 「緊急取調室」で天海祐希と敵対する刑事部長に 工藤阿須加も出演

7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する池田成志さん(前列中央)と工藤阿須加さん(前列、左から2番目)=テレビ朝日提供
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7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する池田成志さん(前列中央)と工藤阿須加さん(前列、左から2番目)=テレビ朝日提供

 2020年7~9月に放送された連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系)で主人公を裏切った東京セントラル証券の諸田祥一役で知られる俳優の池田成志さんが、天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の新シリーズに出演することが6月10日、分かった。天海さん演じる主人公・真壁有希子と敵対する警視庁公安部出身の刑事部長・北斗偉(ほくと・たける)を演じる。

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 北斗は、緊急取調室(通称・キントリ)の消失を言い渡す人物。警察組織という“絶対的縦社会”の中で泥水をすする思いをしながら地道に出世してきた。組織が下した決定事項と上下関係は絶対であるという考えを持っていて、必要とあらば組織のルールを無視してでも事件の真相を解明しようとするキントリ、特に有希子を敵視しているキャラクターだ。

 池田さんは、天海さんとさまざまなドラマや舞台などで共演した経験があり、印象について「いつも気を回しすぎるくらい、気を回してくださる方。過去に何度も共演し、お互いの芝居を見に行ったりするなど、普段から仲良くさせていただいていますし、大好きな方です」と語り、「(緊急取調室への)出演が決まった後も連絡をくれましたし、おかげで途中加入に対する不安は一切なかったです」とコメント。

 北斗については「『権力欲があって、悪そうだなあ……』という印象のキャラクター」と話し、「作品のスピード感を大切にしつつ、海の物とも山の物ともつかぬ感じで演じようと思います。つい芝居で余計なことをしがちな性格ではありますが、なるべく余計なことはしないよう心掛けつつ、北斗がどういう人間なのか想像しながら演じていきますので、皆さんも一緒に想像しながら、ご覧いただければと思います」と語っている。

 俳優の工藤阿須加さんの出演も発表された。工藤さんは、新シリーズで起こる“第一の事件”で有希子と出会い、キントリの捜査に協力する警視庁の警乗警察官・山上善春(よしはる)を演じる。工藤さんは山上について「正義感が強く、熱い心を内に秘めながら、冷静さと少し屈折した部分も持ち合わせていると感じています」と語り、「山上については“明かされていない部分”もあるので、僕自身楽しみながら演じていきたい」と意気込んでいる。

 ドラマについては「緊張感があり、スピーディーに進んでいきながら、想像力を駆り立てられる内容。『キントリ』を見てくださる方々の期待を裏切らないすてきな内容だな、と感じました」と話している。

 「緊急取調室」は、井上由美子さんのオリジナル脚本で、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べるキントリのメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年に第1シーズン、2017年に第2シーズン、2019年に第3シーズンが放送された人気作。

 第4シーズンでは、警視庁から「役目は終わった」と判断され、キントリの解散が決定。“部署の消滅まで残り100日”というタイムリミットの中、キントリのメンバーが真摯(しんし)に目の前の事件と向き合い、容疑者の動機解明にまい進する姿を描く。7月8日スタートで、初回は10分拡大版で放送される。 

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