桃井かおり:史上最多せりふ披露 「緊急取調室」初回ゲストに 初共演の天海祐希は「最高の女優です!」

7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する桃井かおりさん(左)と主演する天海祐希さん=テレビ朝日提供
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7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する桃井かおりさん(左)と主演する天海祐希さん=テレビ朝日提供

 女優の桃井かおりさんが、天海祐希さん主演で7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に初回ゲストとして登場することが6月15日、分かった。“7分間の演説”の伝説を持つ活動家・大國塔子役で、劇中では桃井さん“史上最多”のせりふを披露しているという。

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 塔子は、「黒い女神」と呼ばれた活動家で、50年前に人民の連帯を訴え“7分間の演説”を行った。その後は潜伏していたが、なぜか50年たった今になって再び動き出し、ハイジャックを実行。真壁有希子(天海さん)ら緊急取調室(キントリ)の取り調べを受けることになる、という役どころだ。

 現在、米ロサンゼルスを拠点に活動する桃井さんは「『緊急取調室』はロサンゼルスに行ってから、唯一見ていた日本のドラマなんです。会話がものすごく面白くて、テーマがとても深いところにありますし、“今の時代に耐えられるのはこのドラマだけ”というくらいのクオリティーだと思います」とコメント。「とにかく真壁に会いたくて……。天海さんとは前にちょっと飲んだことがあったんですけど、一緒に飲んでいてもこんなに気持ちのいい女はいないので、また会いたかったんですよ!」と明かした。

 また、天海さんについては「共演してみたら、とにかく人柄が最高にいいし、座長としての仕切りから気遣いから、見事なの! 彼女を見ていると、今から娘を産んで宝塚に入れようかと思うくらい、素晴らしいわけ。しかも、知力がとても高い方なんですよ。台本の内容に関して、これだけしゃべれる女子に会ったのは初めて。桃井かおり史上最高の女優です!」と絶賛。「深いところから演じてくれるし、アニキみたいに私のこともものすごく支えてくれるし……すごく好き! すっかりほれてしまい、撮影最終日には交際を申し込みました(笑い)」と語っている。

 「緊急取調室」は、井上由美子さんのオリジナル脚本で、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べるキントリのメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年に第1シーズン、2017年に第2シーズン、2019年に第3シーズンが放送された。

 第4シーズンでは、警視庁から「役目は終わった」と判断され、キントリの解散が決定。“部署の消滅まで残り100日”というタイムリミットの中、キントリのメンバーが真摯(しんし)に目の前の事件と向き合い、容疑者の動機解明にまい進する姿を描く。

 初回は、海道警察へ出張することになった真壁が、搭乗した飛行機でハイジャックに遭う。有希子はすぐさまキントリに連絡を入れ、ギャレーへ突入。そこには、「私は国民青年派の大國塔子だ」と名乗る主犯の老女がいた……と展開する。10分拡大で放送される。

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