大谷亮平:天海祐希と初共演で大敵に 「緊急取調室」汚職疑惑の大臣役 諸先輩のもと「若手の気持ちで臨みたい」

7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する大谷亮平さん(左)と主演の天海祐希さん=テレビ朝日提供
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7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する大谷亮平さん(左)と主演の天海祐希さん=テレビ朝日提供

 俳優の大谷亮平さんが、天海祐希さん主演で7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)第4シーズンに出演することが6月21日、分かった。真壁有希子(天海さん)率いる専門チーム「警視庁捜査1課緊急事案対応取調班」(通称キントリ)の大敵となる、若き国土交通副大臣・宮越肇を演じる。

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 宮越は汚職疑惑がある人物で、キントリ解散を推し進める刑事部長・北斗偉(池田成志さん)とも“よからぬつながり”があるよう。第1話では、伝説の活動家・大國塔子(桃井かおりさん)による飛行機のハイジャックが起こるが、宮越はその飛行機に搭乗しており、宮越によって事件がとんでもない状況へと転がっていく。

 大谷さんは、自身の役柄を「目的のためには手段を選ばず突き進んで行く生き様が、演じる役として見ると心強くもあり、楽しみなキャラクター」だと分析し、「まだ共感できる部分は少ないですが、この先どこかで彼の人間味や、深く理解できる部分と出合うことがあれば、うれしく思います」と語っている。

 撮影では「天海さんを筆頭としたキントリのチームワークが素晴らしいと思いました!」と話し、初共演となる天海さんについては「イメージ通りとてもすてきな方だと思いました。キリッとしたクールな印象を持っていましたが、意外におちゃめな方で驚きました」とコメント。「キャリアの豊富な先輩方がたくさんいらっしゃるので、私は若手のつもりで、フレッシュな気持ちで臨みたいと思います。恵まれた現場で演じられるのは幸せなことですし、その中で大切に取り組んでいきたいと思っています」と意気込みを明かしている。

 「緊急取調室」は、井上由美子さんのオリジナル脚本で、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べるキントリのメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年に第1シーズン、2017年に第2シーズン、2019年に第3シーズンが放送された。

 第4シーズンでは、警視庁から「役目は終わった」と判断され、キントリの解散が決定。“部署の消滅まで残り100日”というタイムリミットの中、キントリのメンバーが真摯(しんし)に目の前の事件と向き合い、容疑者の動機解明にまい進する姿を描く。

 初回は、北海道警察へ出張することになった有希子が、搭乗した飛行機でハイジャックに遭う。有希子はすぐさまキントリに連絡を入れ、ギャレーへ突入。そこには、「私は国民青年派の大國塔子だ」と名乗る主犯の老女が。さらに、塔子は同じ便に乗っている国土交通副大臣の宮越を呼ぶよう要求し……と展開する。10分拡大で放送される。

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