宮野真守:「竜とそばかすの姫」小説版を朗読 ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の姿も

小説「竜とそばかすの姫」の朗読を担当した宮野真守さん(C)2021 スタジオ地図
1 / 3
小説「竜とそばかすの姫」の朗読を担当した宮野真守さん(C)2021 スタジオ地図

 人気声優の宮野真守さんが、細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」(7月16日公開)の小説版(KADOKAWA)を朗読する映像が、公式YouTubeチャンネル「KADOKAWAanime」で6月29日、公開された。細田監督が自ら執筆した小説で、宮野さんが冒頭部分を朗読した。宮野さんは同作に、YouTuberコンビのひとかわむい太郎、ぐっとこらえ丸の一人二役で出演する。

ウナギノボリ

 宮野さんは「朗読の機会をいただき、とても光栄でした。細田監督の大きな世界観の設定みたいなものがしっかりと植え付けられるような冒頭でわくわくしました。主人公のすずが持つちょっと乾いた部分というか、孤独な部分みたいなものを表現できればいいなと思って読んでみました。映画もかなりすごいことになっているので、ぜひご覧ください!」とコメントを寄せている。

 宮野さんが演じるひとかわむい太郎、ぐっとこらえ丸を描いたカットも公開された。細田監督作品「サマーウォーズ」の人気キャラクター・キングカズマと仮ケンジをデザインした岡崎能士さんと岡崎みなさんがひとかわむい太郎、ぐっとこらえ丸のキャラクターデザインを担当した。

 「竜とそばかすの姫」は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずが、超巨大インターネット世界<U>と出会い、成長していく姿を描く。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もう一つの現実”と呼ばれる超巨大インターネット世界<U>と出会い、ベルというアバターで参加することになる。心に秘めてきた歌を歌うことで、あっという間に世界に注目される存在となっていくベル(すず)の前に竜の姿をした謎の存在が現れる。

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事