山之内すず:泣きの演技に初挑戦「めちゃくちゃ緊張した」 「悪魔とラブソング」で感情の入れ方に苦労

ドラマ「悪魔とラブソング」で甲坂友世役を演じる山之内すずさん (C)桃森ミヨシ/集英社・HJホールディングス
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ドラマ「悪魔とラブソング」で甲坂友世役を演じる山之内すずさん (C)桃森ミヨシ/集英社・HJホールディングス

 女優の浅川梨奈さんと俳優の飯島寛騎さんがダブル主演を務める動画配信サービス「Hulu(フールー)」の連続ドラマ悪魔とラブソング」。“ティーンのカリスマ”などと呼ばれ、人気を集める女優でタレントの山之内すずさんが、ヒロインの女子高生、可愛マリア(浅川さん)のクラスメートの甲坂友世役で出演している。「初めて演技で泣いたシーンがお気に入りです。そのシーンの撮影はすごく楽しかったんですけど、めちゃくちゃ緊張もしました」と語る山之内さんが撮影を振り返った。

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 山之内さんは「泣きの演技」について、「今まで演技で泣いたことがないから、『いけるかな?』と思って。撮影も5、6テークさせてもらいました。感情の入れ方とかがもう分からなくて……。でも、監督が私の感情が入ったタイミングをすごく理解してくださる方で、『よし今いこう!』って言ってくれたタイミングで絶対泣けるので、このシーンが成功したのは監督のおかげですね。リアルに泣けたのがうれしかったです」と語る。

 一方、撮影を通して感じた自身の“成長”について聞くと、「撮影の中でも私がふざけられるようになったのが成長かな、と思っています」と明かす山之内さん。「撮影では、やっぱり、最初は緊張していた部分もあったんですけど、少しずつ自由にできるようになって、ふざけたりできるようになったり、そのふざけたシーンがちゃんと劇中で使われていたり(笑い)」と振り返る。

 「第2話の最後、内廊下のシーンで、足を引きずるマリアに友世が『早く!』って言うシーンがあるんですけど、実は台本にはないんですよ。ふざけて言ったら、浅川さんがうまいこと返してくれて。あのシーン、超楽しかったです!」と声を弾ませた。

 山之内さん扮(ふん)する友世のキャラクター紹介映像も併せて公開された。クラスメートから嫌われることを恐れる友世が、周囲との関わり方に思い悩む姿や、涙ながらに「可愛さんみたいに堂々とはいられない!」と感情をあらわにする様子などが映し出されている。

 ドラマは、少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)とHuluがタッグを組んだ「マーガレット Love Stories」の第2弾で、桃森ミヨシさんの同名マンガが原作。常に本音を口にして「悪魔」と呼ばれている女子高生マリアが、同級生たちと絆を築いていく“異色の音楽青春ストーリー”。全8話で、Huluで一挙独占配信中。

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