“料理人のM-1グランプリ”と題され、次世代のスター料理人たちが争う次世代スター料理人発掘番組「ザ・プレミアム・モルツ presents DRAGON CHEF 2021」の決勝ラウンドが、7月4日にABC・テレビ朝日系で放送され、初代チャンピオンに北海道代表・フレンチの下國伸シェフが決定した。応募した料理人761人の頂点に立ち、初代チャンピオンの称号と賞金1000万円を手にした。
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準決勝は、サバイバルラウンドを1位通過した北海道代表・フレンチの下國シェフ、2位通過の福岡代表・フレンチの山下泰史シェフ、3位通過の大阪代表・中華の花田洋平シェフ、敗者復活した京都代表・和食の中川寛大シェフが、コロナ禍で注目の「デリバリー料理」で激突。山下シェフが14票で1位通過し、下國シェフが2位通過した。
勝ち残った2人による決勝は、豪華クルーズ船上で開催され、コース料理で対決。11人の審査員の投票により、下國シェフが初代チャンピオンに輝いた。MCの山里亮太さんから「この喜びを誰に伝えたいか」と聞かれ、下國シェフは「正直もう言葉になりません。支えてくれた方々皆にお礼を言いたいと思います」と涙。「やっぱり料理人ってすごい職業なんだなと痛感しながら、この戦いに臨んでました。初代DRAGON CHEFの名に恥じぬよう、これからもずっと戦い続けたいと思います」と語っていた。
収録後、下國シェフへのインタビューも行われた。総監督を務めた須賀洋介シェフの言葉で印象に残っているものを聞かれ、「どれにしようかなと思うくらい、ホントに思い出が多すぎて(笑い)。一番心に残っているのは『下國君、こんなもんだっけ』。あの言葉で、自分は絶対このままじゃダメだ。DRAGON CHEFという大会だけじゃなく、料理人として、もっともっと頑張って成長しないと と思いました。だからこそ、この大会に出て、須賀洋介シェフと出会えて、そこが一番うれしいです」とコメント。
また、優勝賞金1000万円の使い道について「やっぱり食の未来に使いたい。例えば、僕が何か次やることへの資金だったり、今働いているお店での資金だったり、とにかく食に関わる何かに使いたいと思っています」と明かしていた。
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