上沼恵美子:山田洋次監督に出演おねだり「ワンシーンでもいいから」 「キネマの神様」舞台あいさつ

映画「キネマの神様」先行上映会後の舞台あいさつに登場した上沼恵美子さん(左)と山田洋次監督
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映画「キネマの神様」先行上映会後の舞台あいさつに登場した上沼恵美子さん(左)と山田洋次監督

 タレントの上沼恵美子さんが7月6日、大阪府豊中市で開催された、山田洋次監督の最新作「キネマの神様」(8月6日公開)の先行上映会後の舞台あいさつに登場。代表作「男はつらいよ」シリーズを全作鑑賞するほどの“山田ファン”だという上沼さんは、「ちょっとした役でも、ワンシーンでもいいから出してください。泉ピン子さんが若いころ出ていましたよね。月亭八方さんも出ていらっしゃるんですよ」とおねだりし、会場を沸かせていた。

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 映画は、沢田研二さんと菅田将暉さんのダブル主演作。人気小説家の原田マハさんの同名小説が原作で、1920年に松竹の前身となる松竹キネマ合名社が設立され、今年で100周年を迎えることを記念して製作。当初は、昨年3月に死去した志村けんさんと、菅田さんがダブル主演を務める予定だった。

 本作について、上沼さんは「撮影所が舞台になるので、内輪受けに流れるんじゃなかろうかと思いましたが、さすが監督。最後にジーンとなりました。ジュリーは老けましたけど、やっぱり男前。オーラがいくつになってもある」と大絶賛。

 続けて、「一度、山田監督の脳みそを拝見したい。というのは、私の体は『男はつらいよ』でできているんですよ」「私がここまで50年やってこられたのは、寅さんの出演依頼があるかもと、思っていたから」「50作目(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)は泣かせていただきました」と熱弁。止まらぬ”寅さん愛”に、山田監督も「よくご存じだなぁ」と感心していた。

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