おかえりモネ:浅野忠信「台本を読みながら涙が止まらなかった」 新次の「俺は絶対に立ち直らねえ」が強く刺さり

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で及川新次を演じる浅野忠信さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で及川新次を演じる浅野忠信さん (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、“りょーちん”こと及川亮(永瀬廉さん)の父親・新次を演じる浅野忠信さん。7月8日放送の第39回では、永浦家に連れられてきた新次(浅野さん)が、耕治(内野聖陽さん)や亜哉子(鈴木京香さん)、龍己(藤竜也さん)の前で、長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露する姿が描かれた。

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 5日に始まった第8週「それでも海は」では、苦悩する新次と亮の父子にスポットが当てられ、浅野さんは、「台本を読みながら涙が止まらなかったです、本当に。せりふの練習をしなくちゃいけないのに、一つのシーンを読むだけで涙が止まらなくて、練習にならないんですね」と振り返る。

 さらに「『俺は絶対に立ち直らねえ』という新次のせりふは、丸め込まれていなくて、僕自身にも強く刺さりました。僕を信頼してあのせりふを言わせてくれた安達さんやスタッフに感謝ですし、僕にとっても非常に大事なシーンです」と思いを明かした。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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