名探偵コナン
#1189「W・アリバイ」
1月17日(土)放送分
バンド「銀杏BOYZ」が主題歌「少年少女」を書き下ろしたことも話題のオリジナルアニメ「Sonny Boy(サニーボーイ)」。銀杏BOYZがアニメに楽曲を提供するのは初めてで、「ワンパンマン」などの夏目真悟さんが監督を務め、マンガ家の江口寿史さんがキャラクター原案を担当するなど豪華クリエーターが集結したことも話題になっている。夏目監督は「好きなものを詰め込んだ」といい、豪華クリエーターから影響、刺激を受けながら、アニメを制作したという。夏目監督、銀杏BOYZの峯田和伸さんに同作への思いを聞いた。
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夏目監督 自由にやらせていただき、まっさらな状態から始まり、ストーリー、キャラクターなどを積み上げていきました。テレビアニメは制約、文法もありますが、ダイレクトに好きなものにしようとしたんです。
峯田さん 最高ですよ! うれしいです。要望はシンプルでした。「今の銀杏BOYZが感じられたらうれしいです」と。
夏目監督 銀杏BOYZはずっと聴き続けていますし、歌詞を含めて好きなものばかりで構成されています。影響をすごく受けています。峯田さんが今、生きている中で感じていることを曲として聴いてみたかったんです。脚本などを見て、ストレートにアウトプットしていただきたかった。
峯田さん 普段は自分の作曲には制限がないんですよね。今回は90秒にまとめないといけませんでした。90秒ということで、曲のスピードも速くなり、時間内にサビまで聴かせないといけません。ただ、90秒の制限は負荷ではありませんでした。そぎ落とす中で、シンプルになるという新しい発見もありました。
峯田さん 決定的だったのが第1話の屋上のシーンです。学校の屋上で長良と希の二人が出会う。あそこの画がいいんですよね。青空が美しく、曇天が近づいてきて、二人がいる。あの画を見て、ここを歌詞にしようとしました。
夏目監督 「Sonny Boy」を象徴するシーンですね。
峯田さん さっきまで泣いていた蝉が静かになって、影が近づいてくる。劇伴もなくて、風や蝉の音が聞こえる……。こういうのが見たかったんです! アニメでしかできない表現ですよね。
夏目監督 チャレンジですね。振り切ってみました。第1話は何もない空間ですし、音もない。海が出てきて、海の音が聞こえてきます。そこで銀杏BOYZの曲が流れる。主題歌をじっくり聴いてもらいたかったので。
峯田さん そういうことなんですね! 確かにじっくり聴くことができました。
夏目監督 そこも挑戦でした。銀杏BOYZにやっていただけたから成立したことです。主題歌が流れている時は画もなしで、スタッフロールだけです。あえてやってみました。画が邪魔になるので。
峯田さん ええっ!? 後で画が付くのかと思っていました。すごい! 大林宣彦だ! 「転校生」だ! 監督とは好きなものの共通項が結構ありそうですね。多くの言葉を交わさないでも分かることがありますし。
夏目監督 僕が峯田さんの影響を受けているので。
峯田さん 僕も自分の作品でジャケットを描いていただいたことがありますが、江口さんが描く女の子は、僕が思うポップのど真ん中なんですね。
夏目監督 銀杏BOYZのジャケットもそうですが、自分は都会感を感じています。媚(こ)びていなくて、クリーンなんです。江口さんが女の子を描くとヒロインになる。
夏目監督 常にその時代のポップを描いているように感じています。
峯田さん ブレがないんですよね。隙間もあり、風通しのよさもある。隙間があると自分を投影できて、イメージが限定されないですし。
夏目監督 そのバランスが素晴らしいんですよね。
峯田さん ショートカットの希が新鮮です。希は長良を導く。見た目は違うけど、「銀河鉄道999」のメーテルと鉄郎のようで……。
夏目監督 そういうヒロイン像はありますね。青春の幻影を追い続けているようなところもあって……。ルーツです。今回、長良のデザインは意外でした。これまで見たことがないタイプのデザインです。長良は、ビジュアルができるまで分からないところもあったのですが、ビジュアルを見て、気付いたところもあります。感激しました。
夏目監督 素直に好きなものを選んでいるので、ブレていません。イメージ通りの映像になっています。作る中で刺激を受け、プラスアルファが生まれ、改めて教えてもらうことも多いです。一クリエーターとして勉強になりました。
夏目監督 もしかしたら戸惑うこともあるかもしれません。そこから何かを感じていただければうれしいですね。
峯田さん このアニメをきっかけに初めて僕たちの音楽に触れる人もいると思います。みんなに聴いてほしいですね。
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