注目ドラマ紹介:「漂着者」 秋元康が贈る“禁断の衝撃作” 斎藤工が人々を狂信させる正体不明の男に 白石麻衣は乃木坂46卒業後、初連ドラ

連続ドラマ「漂着者」の第1話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「漂着者」の第1話の一場面=テレビ朝日提供

 秋元康さんが企画・原作・脚本を手掛け、俳優の斎藤工さんが主演する連続ドラマ「漂着者」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)が7月23日に始まる。地方の海岸に漂着した記憶喪失の正体不明の男(斎藤さん)が、世間を騒がせる事件を次々と解決に導き、教祖のようにあがめられていく物語。祭り上げられるのも一瞬、たたき落とされるのも一瞬というSNS社会の恐怖、そして正体不明の男が人々を狂信させていく様を描く。

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 斎藤さん演じる謎の男は、そのイケメンぶりと謎めいた雰囲気、予知のような不思議な能力も相まって一躍時の人に。発見された際に発した言葉が、アーネスト・ヘミングウェーの短編小説の題だったため「ヘミングウェー」の名で呼ばれる。

 ほかにアイドルグループ「乃木坂46」元メンバーの白石麻衣さんをはじめ、野間口徹さん、戸塚純貴さん、橋本じゅんさん、リリー・フランキーさん、船越英一郎さん、生瀬勝久さんらも出演する。昨年10月に乃木坂46卒業後、初の連ドラ出演となる白石さんは、スクープ狙いで「ヘミングウェー」に近づくも、次第に男の不思議な能力に魅入られていく「新潟北陸新聞社」社会部の記者・新谷詠美を演じる。

 野間口さんは「ヘミングウェー」の身元引受人になるNPO法人の主宰・ローゼン岸本、生瀬さんは新潟県警刑事部捜査1課の柴田俊哉、戸塚さんは柴田のバディー・野間健太、橋本さんは詠美の上司の橋太(はし・ふとし)、船越さんは「ヘミングウェー」担当の精神科医・国原栄一、リリーさんは女児失踪事件の起きたショッピングモールに程近い寺の住職・深見龍之介をそれぞれ演じる。

 第1話は……ある日、地方の海岸で全裸で倒れている記憶喪失の男(斎藤さん)が女子高生3人に発見される。「勝者には何もやるな」とつぶやいた後、意識を失った男は病院へ搬送される。検査の結果、記憶障害が疑われる。唯一の手掛かりは、左足首に入ったタトゥー。担当医(船越さん)が、思い出したことがあればメモを取るようにと進言すると、男はどこかの風景を描き始める。

 女子高生らは男発見時の動画を軽い気持ちでSNSに投稿。すると瞬く間に「#イケメン全裸漂着者」というワードががトレンド入りするほど大“バズり”。男は「勝者には何もやるな」のつぶやき言葉から「ヘミングウェー」と呼ばれ、一躍時の人となる。

 そんな中、県内で女児の失踪事件が発生する。最近半年間に起きた女児の連続殺人5件との関連が疑われ、警察や新聞記者が行方を追う中、女児はある場所で発見される。そこは「ヘミングウェー」の描いた風景と酷似していて……。

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