ナイト・ドクター:“美月”波瑠に生じたひずみ “成瀬”田中圭が乗り越えた過去 登場人物たちのこれまで

連続ドラマ「ナイト・ドクター」のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ナイト・ドクター」のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の波瑠さんが主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)。本作は、夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」の5人の医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合う姿を描く“青春群像医療ドラマ”だ。これまで放送された第1~5話では、各話1人にフォーカスを当て、それぞれの変化が描かれてきた。8月9日に迎える第6話の放送を前に、登場人物の成長を2週にわたっておさらいしたい。

 ◇美月の正義感故に生じたひずみ “普通”との葛藤も

 波瑠さん演じる朝倉美月は、過去に急病の母親が病院をたらい回しにされた経験から、「いつでも、どんな患者でも絶対に受け入れる」という強い信念を持つ医師。しかし、第2話(6月28日放送)では、その正義感の強さ故に、患者への向き合い方にひずみが生じた。

 美月たちは、軽症だが昼の診察に行けない夜間外来患者「コンビニ受診患者」の診察を担当することに。しかし、「たいしたことないと思ったんだけど」とタクシー感覚で救急車を使用する患者を目の当たりにし、美月は「コンビニ受診のせいで本当に治療を必要としている患者がおざなりになったら」と腹を立てる。

 それから、美月はどこかで「コンビニ受診患者は非常識だ」と考えるようになり、軽症だと決めつけるような診察を行っていた。その結果、危険な状態の患者を見過ごし、重篤化する事態を招いてしまう。自らの行動を悔いた美月は、患者のオペを担当させてほしいと指導医の本郷亨(沢村一樹さん)に懇願。それをきっかけに美月は患者に対する接し方を改めた。

 また、同話では夜間に働く美月が周囲から“普通でいること”を求められ、葛藤する様子も描かれた。事情があって夜間しか来院できないコンビニ受診患者と関わる中で、美月は“普通”は時代や社会によって変わるものだと気づき、「普通は変えられる」「普通に振り回される必要はない」と思い直したのだった。

 ◇抱えていたトラウマを乗り越えた成瀬 仲間との距離感も変化

 田中圭さん演じる成瀬暁人は、技術重視の現実主義者。患者思いの医師だったが、ある出来事がきっかけで患者と距離を置くようになった。第5話(7月19日放送)では、成瀬が抱える過去が明らかになった。

 成瀬はかつて秋山真紀(山本未來さん)の息子の手術を担当。その際、真紀に「必ず助けます」と告げたものの半身まひが残り、「約束が違う」と訴訟を起こされていた。そのころ、成瀬たちは病院に運ばれてきた患者の手術を担当。オペを巡って、本郷からはマニュアル通りの説明をし、同意のサインだけを求めるやり方では、患者が後になって自分が下した決断は本当に正しかったのか、医者を信じてよかったのか不安になるのは当然だという話題が持ち上がる。

 本郷の言葉を聞いた成瀬は真紀の元へ向かい、手術の説明時、真紀がちゃんと理解しているのか配慮に欠けたまま、同意書にサインさせてしまったことを謝罪。さらに、当時の手術内容についてまとめた書類を手渡す。秋山家では息子が成瀬の書類を目にし、「俺、こんなに難しい手術受けたんだね」「生きてんの奇跡じゃん」と話す。そして、手術の同意書にサインしたのが真紀だと知り、息子は母に感謝。後日、成瀬への訴訟は取り下げられることになった。

 一方、美月たちは、成瀬の訴訟が解決に向かうよう弁護士を探したり、似たような訴訟の事例を集めたりと、ひそかに行動していた。チームにもかかわらず何でも一人で進めていた成瀬は、4人の協力を知り、先輩医師として美月たちを指導するように態度を改めたのだった。

 ◇

 第6話では、重機の暴走事故が発生し、「あさひ海浜病院」にドクターカーの出動要請が入る。本郷は美月と成瀬に現場へ向かうよう指示。そこに深澤新(岸優太さん)が自身も成長したいという思いで、「自分も行かせてください。チャンスをください」と名乗り出る。

 現場に到着したものの、治療の自信がない深澤は美月に処置を頼むことに。そんな中、美月が作業員を助けるために資材の山を登ったところ、立ちくらみを起こして落下。深澤の呼びかけに目を覚まして、処置を再開した美月だったが、全ての傷病者の搬送を終えた時、体に再び異変が起こり……と展開する。8月9日午後9時から15分拡大で放送。

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