ブルーロック:「マガジン」サッカーマンガがテレビアニメ化 2022年放送 主人公の声優に浦和希 海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬も

「ブルーロック」のティザービジュアル(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
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「ブルーロック」のティザービジュアル(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

 「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の金城宗幸さん原作、ノ村優介さん作画のサッカーマンガ「ブルーロック」がテレビアニメ化され、2022年に放送されることが8月12日、明らかになった。日本をワールドカップ優勝に導くストライカーを育てるブルーロック(青い監獄)プロジェクトに参加した選手たちの戦いを描くマンガで、主人公の高校生・潔世一(いさぎ・よいち)を浦和希さんが演じるほか、海渡翼さんが蜂楽廻(ばちら・めぐる)役、小野友樹さんが國神錬介役、斉藤壮馬さんが千切豹馬(ちぎり・ひょうま)役で出演することも発表された。

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 「パワフルプロ野球 パワフル高校編」などの渡邉徹明さんが監督を務め、「銀の匙 Silver Spoon」などの岸本卓さんがシリーズ構成・脚本を手がける。「IS<インフィニット・ストラトス>」などのエイトビットが制作する。潔世一らキャラクターが描かれたティザービジュアル、ティザーPVも公開された。

 潔世一役の浦さんは「潔くんはもちろん熱い部分もあるけどどこか客観的すぎるというか、冷静な部分の方が強い、というのが最初の印象でした。しかし“ブルーロック”の中で周りのエゴに影響され成長し、どんどんと自分のエゴを剥き出しにしていく姿から全く逆の印象を感じ、それを彼の魅力だと思っています。僕もまだまだ青い新人ですが、エゴイストとして、ストライカーとして成長していく、そんな彼と一緒に作品を通して成長していきたいと思っています!」と意気込みを語っている。

 蜂楽廻役の海渡さんは原作について「読み始めたら止まらなくなって、あっという間に引き込まれました。特に、個々の能力やプレーに重きを置いているところが斬新だなと感じていて、個性的なキャラクターも次々と出てきますし、彼らの可能性の広がりや成長から目が離せない作品だなと思います」と話している。

 國神錬介役の小野さんは「元サッカー少年として、サッカーマンガはある程度拝読させていただいているんですが、『ブルーロック』を初めて読んだ時は衝撃を受けました。まさに、サッカー版デスゲーム。『ブルーロック』でしか体験できない興奮を覚えました」とコメントを寄せている。

 千切豹馬役の斉藤さんは、「各キャラクターのドラマ、熱い部分もとても魅力的ですが、ただがむしゃらなだけでなく、適切な方法で答えにたどり着こうとする彼らの姿勢にしびれました。まだ収録は始まっていないのですが、個性的なキャラクターたちばかりなので、アニメもきっと型にはまらない作品になると思います」と話している。

 「ブルーロック」は、「神さまの言うとおり」「僕たちがやりました」などの金城さんが原作、ノ村さんが作画を担当。「週刊少年マガジン」で2018年から連載中。日本をサッカーワールドカップ優勝に導く“絶対的エースストライカー”を誕生させるための国を挙げたプロジェクト・ブルーロックがスタートし、集められた300人の高校生が戦いを繰り広げることになる。コミックスが第14巻まで発売されており、累計発行部数は450万部以上。最新15巻が8月17日に発売される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:渡邉徹明▽副監督:石川俊介▽シリーズ構成・脚本:岸本卓▽ストーリー監修:金城宗幸▽コンセプトアドバイザー:上村泰▽メインキャラクターデザイン・総作画監督:進藤優▽キャラクターデザイン・総作画監督:田辺謙司、戸谷賢都▽チーフアクションディレクター:東島久志▽アクションディレクター:坂本ひろみ▽プロップデザイン:東島久志、中島裕里、興津香織▽作画特殊効果:あかね▽色彩設計:小松さくら▽美術設定:杉山晋史▽美術監督:高木佐和子▽背景:スタジオワイエス▽撮影監督:浅黄康裕▽撮影:チップチューン▽3DCGディレクター:広沢範光▽3DCG:オーラスタジオ▽ビジュアルコンセプト:山下敏幸(ハイパーボール)▽特殊効果処理:山下敏幸、三皷梨菜▽2DCGモニターグラフィック:浅野恵一(emitai)▽編集:長谷川舞(エディッツ)▽音響監督:郷文裕貴▽音響制作:ビットグルーヴプロモーション▽音楽:村山☆潤▽アニメーションプロデューサー:平野強▽アニメーション制作:エイトビット

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