竜とそばかすの姫:興収50億円突破 細田守監督最新作

「竜とそばかすの姫」のビジュアル(C)2021 スタジオ地図
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「竜とそばかすの姫」のビジュアル(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の劇場版アニメ最新作「竜とそばかすの姫」の興行収入が50億円を突破したことが8月20日、分かった。細田監督作品の最高興行収入は、2015年公開の「バケモノの子」の約58億5000万円で、記録更新となるかが注目される。ヒットを記念し、8月20日放送の日本テレビ映画枠「金曜ロードショー」で、7分48秒のテレビ初公開となる映像が流れる。

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 「竜とそばかすの姫」は、7月16日に全国416館で公開された。過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らすすずが、“もう一つの現実”と呼ばれる仮想世界<U>(ユー)と出会い、成長していく姿を描く。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、<U>と出会い、ベルとして心に秘めてきた歌を歌うことで、あっという間に世界に注目される存在となっていく。そんなベル(すず)の前に、竜の姿をした謎の存在が現れる。

 ミュージシャンの中村佳穂さんが主人公・すず(ベル)、俳優の佐藤健さんが謎の存在・竜の声優を務めたことも話題になっている。声優として、成田凌さん、染谷将太さん、玉城ティナさん、音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル・ikuraさん、森川智之さん、津田健次郎さん、小山茉美さん、宮野真守さんらも出演した。

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