女優の西野七瀬さんが、10月期にテレビ朝日で放送される連続ドラマ「言霊荘(ことだまそう)」(土曜午後11時)で主演を務めることが8月25日、分かった。西野さんは同局ドラマに初出演で初主演。秋の夜長にぴったりなホラードラマだといい、怪奇現象に巻き込まれる主人公を演じる。
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今作は、昨年4月期に放送されて話題になった「M 愛すべき人がいて」以来となるテレビ朝日とABEMAが共同制作するドラマ。とある女性限定マンションで放った言葉が現実となり、“言霊”という“人ならざる者”に住人女性たちが次々とさいなまれていく……というストーリー。
西野さんが演じるのは、言葉の力を信じ、人々の幸せを願う底辺“ViewTuber”の歌川言葉(コトハ)。女性限定マンション「レディスコート葉鳥」の7号室へ移り住んだことをきっかけに、マンション内で発した言葉が現実になるという怪奇現象に巻き込まれる、という役どころで「ホラー作品のドラマはあまり見たことがなかったので珍しいと感じましたし、私自身は怖い作品が好きなので、とてもうれしかったです」と語っている。
レディスコート葉鳥の騒動に巻き込まれていく自称・霊能者の中目零至(レイシ)を永山絢斗さん、レイシの叔母で女性宮司の岩戸志麻(トシマ)を斉藤由貴さんが演じることも発表された。
映画「ビリギャル」(2015年)やドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(2018年)、「エアガール」(2021年)などの橋本裕志さんが脚本、映画「感染」(2004年)、「怪談レストラン」(2010年)、「呪怨-ザ・ファイナル-」などで知られる落合正幸さんが演出を担当する。
同局の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で、西野さん、永山さん、斉藤さんたちによるビジュアル撮影のメーキングの模様も公開された。
――テレビ朝日ドラマに初出演にして初主演となりますが、決まった際のお気持ちをお聞かせください。
最初に主演させていただくと聞いた時は、すごくびっくりしました。ホラー作品のドラマはあまり見たことがなかったので珍しいと感じましたし、私自身は怖い作品が好きなので、とてもうれしかったです。
――最初に脚本を読んだ際、どのような印象を受けましたか?
脚本では、ずっと怖い雰囲気が続いているわけではなく、コミカルなシーンもあります。かと思ったら、急に怖いことが起こる。これが映像になったらその二つの差がどのような感じに仕上がるんだろうと、想像しながら楽しみに感じました。
――今作では「言霊」=“言葉が持つ力”が鍵になっていますが、ご自身で言霊を実感したことはありますか?
やってみたいことや好きなことなどを発信していたら、関連のお仕事をいただけた、ということはあります! 普段はあまり声を大にしては言わないんですけど、こっそり言っています(笑い)。
――「言霊」=言葉の力を借りて2021年のうちに実現したいこと、やりたいことがあれば、ぜひ言葉で発してみてください!
やはり、この「言霊荘」を多くの方に見ていただきたいです。怖いものが苦手な方でも楽しめるドラマになっているので、ぜひ! 言霊の力を信じて、ドラマの成功を願っています。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
私が演じるコトハちゃんはとても明るい子なので、ホラードラマではありますが、その中でもコトハちゃんの存在のおかげで怖さが少し紛れて、楽しんでいただけると思います。ただ、ちょっと油断していると怖いシーンが出てくるかもしれません(笑い)。ぜひ、楽しく怖がって見ていただけたらうれしいです。頑張ります!
――最初に脚本を読んだ際、どのような印象を受けましたか?
最初に台本を読んだ時、まず思ったのが、男性が自分しかいないっていうことですね。そういう現場は今までなかったので(笑い)。ただ、このドラマはとんでもなく怖いビジュアルのものが出てくるわけでもないので、怖いのが苦手な人も見られるドラマなのかなって思いました。それぞれのキャラクターもチャーミングですし、すごく楽しみです。
――今作では「言霊」=“言葉が持つ力”が鍵になっていますが、ご自身で言霊を実感したことはありますか?
自分はあまり口にしたりしないので、ないですね。口にせずとも思っていたりすると、そういう方向に向かっていくっていうこともあるんでしょうね……。ただ、それも実感していないです(笑い)。
――「言霊」=言葉の力を借りて2021年のうちに実現したいこと、やりたいことがあれば、ぜひ言葉で発してみてください!
ホラー作品をやると、とんでもないロケ場所に行って、そこでいろんなものを持って帰ってきてしまうと聞いたことがあるんです。とにかく無事に、怪奇現象などが起きないことを願っています(笑い)。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
撮影はこれから始まるのですが、もうすでに面白いドラマになるんじゃないかなと思っていますし、それに向けて努力しようと思っています。ぜひ見てください。
――最初に脚本を読んだ際、どのような印象を受けましたか?
まず最初に、「言霊」という言葉がすごくすてきだと思いました。私は物を書くのが好きで、発した言葉には魂や気配などいろんなものがはらんでいるとよく感じているんです。だから、このドラマでそれがどんなふうに表現されていくのか、特に深夜ドラマということで、より自由に表現できる部分がきっと出てくると思うので楽しみです。また、レディスコート葉鳥にはさまざまな女性が住むのですが、仕事もキャラクターも言葉の発し方も違います。発する言葉の質の違いのようなものも、セリフ劇の中で楽しいものが生まれるのではないかなと思っていて。そこは、一視聴者として楽しみたいなと思っています。
――今作では「言霊」=“言葉が持つ力”が鍵になっていますが、ご自身で言霊を実感したことはありますか?
私はすごく食パンが好きで、あちこちで「食パンが好きだ」っていうことを発信していたら、いろんな現場ですっごく美味(おい)しい食パンをいただくことが増えました! これは一つの言霊なのかな? とか思ったりしています(笑い)。仕事も同じで、言葉で発しているとそれに近いようなお仕事がきたりして、とてもうれしい気持ちになることがあります。
――「言霊」=言葉の力を借りて2021年のうちに実現したいこと、やりたいことがあれば、ぜひ言葉で発してみてください!
私は今作で宮司という役で祓(はら)う役割を担うのですが、そこで弓を引くんです。なので、うまくできるようになったらいいなって願っています。運動系が一切苦手なので、格好よく、様になるか今から心配しています(笑い)。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
10月の少し肌寒くなってきた時期に、土曜夜11時から放送されるのですが、季節も時間もホラーを見るにはバッチリなタイミングじゃないかなと思っています。その後眠れなくなったらどうしようかなという心配はあるかもしれませんが、次の日は日曜だし、そういうのもたまにはいいんじゃないかな(笑い)。とにかくこのドラマはすごく面白いと思うので、ぜひ楽しみに見ていただけたらうれしいです。
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