良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の玉木宏さんが、2022年にWOWOWで放送される連続ドラマ「連続ドラマW だから殺せなかった」に主演することが8月31日、分かった。ドラマは、「第27回鮎川哲也賞」で優秀賞を受賞した一本木透さんの同名小説(東京創元社)が原作。玉木さんは、連続殺人犯に言葉で立ち向かおうとする新聞記者の一本木透に扮(ふん)する。
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「だから殺せなかった」は、心に傷を抱えた太陽新聞社の記者、一本木の元に「俺の殺人を言葉で止めてみろ」と書かれた手紙が届く。そこには、首都圏を震撼(しんかん)させる無差別連続殺人の犯行が詳述されていた。さらに、犯人は一本木を指名し、新聞紙上での公開討論を要求。新たな殺人を予告する犯人に対し、一本木は報道記者として言葉の力で立ち向かおうとする……という展開だ。全5話。第1話は無料放送。
脚本は同局の「連続ドラマW 華麗なる一族」の前川洋一さん。「連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』」の権野元監督がメガホンをとる。
玉木さんは、ドラマについて「静かな作品ではありますが、心がジワジワと揺さぶられていくような面白さがあると感じました。職責を全うすることの意味を考えずにはいられません。そんなメッセージを受け取り発信したいと思いました」とコメント。さらに、「誰しもが自分と向き合う時間はあると思います。自分の居る場所、進むべき道、自己肯定することも時に必要だと思います。葛藤しながら歩を進める太陽新聞記者、一本木のメッセージを受け取ってください」とアピールしている。
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