人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズのアニメプロジェクト「スター・ウォーズ:ビジョンズ」のキービジュアルが9月9日、公開された。日本のアニメ制作会社が全9作のオリジナル短編アニメを制作するプロジェクトで、キービジュアルには、「The Duel」に登場する赤いライトセーバーを持つ浪人・ローニン、「のらうさロップと緋桜お蝶」のウサギのような外見の少女・ロップ、人気キャラクターのボバ・フェットなど、各作品のキーとなるキャラクターが集結した。
ウナギノボリ
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キービジュアルには、「村の花嫁」の赤い髪飾りをつけたハル、「T0-B1」の少年型ドロイド・T0-B1、「赤霧」の緑色の目をしたマサゴ、「The Elder」の青いライトセーバーを構えるダン、「THE TWINS」のショートヘアのKarre(カレ)、「九人目のジェダイ」の青いライトセーバーを手にするジューロも描かれた。
「The Duel」の水崎淳平総監督は「小学生くらいの頃、父と見たテレビ放送の『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』が最初のスター・ウォーズで、自身の映画や創作の世界への価値観に強く影響したと思います。ダース・モールとクワイ=ガン・ジンの戦いや、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの溶岩上での決戦の演出が本当に大好きで、『The Duel』にもオマージュとして演出に反映しています」とコメント。
「九人目のジェダイ」を手がける神山健治監督は「日本人の作った作品が、スター・ウォーズが誕生するきっかけの一つになっているということに対して感じる喜びや誇りみたいなものが、特に僕らの世代にはあるのだと思います。それが回り回って日本人が自分たちの思う<スター・ウォーズ>を作る機会がやってきたというのが感慨深いです」と話している。
「村の花嫁」の垪和等監督は「アナキンとアミダラのように祝福されずおきてに背く、行く末を知っている者からすればなおさら悲しい結末に向かう悲しい結婚式。“結婚式”という、日本国内でもさまざまな風習がある“まつりごと”を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました」とコメントを寄せている。
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」は、神風動画、キネマシトラス、サイエンス SARU、ジェノスタジオ、スタジオコロリド、トリガー、プロダクション I.Gが参加するアニメプロジェクト。9月22日から動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信される。
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