永尾柚乃：北海道で「スター・ウォーズ」始球式　父の影響でSW好きに　来年公開の新作に期待

　子役の永尾柚乃ちゃんが8月29日、エスコンフィールドHOKKAIDO（北海道北広島市）で行われたプロ野球・北海道日本ハムファイターズの試合前に「STAR WARS WEEK」を記念したファーストピッチ（始球式）を行った。

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　三角の屋根の形状が、「スター・ウォーズ」に登場するスター・デストロイヤーに似ているとファンの間で話題になっている日ハムの本拠地である同球場では、「『スター・ウォーズ』に染まる特別な10日間」と銘打って「STAR WARS WEEK」を9月7日まで開催中。

　その初日、ルーカスフィルム公認のファンコスチューム団体のメンバーによる「スター・ウォーズ」おなじみのキャラクターがマウンドに大集結。柚乃ちゃんは、シスの暗黒卿ダース・ベイダーや孤高の賞金稼ぎマンダロリアンらとともに、ローブのフードをかぶりパダワン風の衣装に身を包んで登場した。最新映画「スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー」のグローグーを抱えてマウンドへ向かうと、多くの観客やSWファンが見守る中マウンドで腕を大きく振りかぶり、一生懸命ボールを投げ、大きな拍手を浴びていた。

　その後、SWキャラクターたちと柚乃ちゃんはメンバー表交換に参加。新庄剛志監督は自身が愛用する赤いリストバンドを柚乃ちゃんにプレゼントし、記念撮影を行った。

　父の影響で「スター・ウォーズ」が好きになったという柚乃ちゃんは、ファーストピッチを終えて「すごくすごく本当に楽しかったし、すごく良い意味でドキドキしたしわくわくしたし、ウォー！っていう感じで投げたので、たの、どき、わく、スター・ウォーズっていう感じです！」と笑顔を見せた。

　新庄監督とも対面し、「すごい方なのでオーラがすごくて後ろからばーって後光が差していてまぶしかったです！」と圧倒された様子。「スター・ウォーズ」の好きな場面は、「『スター・ウォーズ／新たなる希望（エピソード4）』でレイア姫が『助けて、オビ＝ワン・ケノービ』って話すところが本当に大好きで、これからいろいろと始まるんだろうっていう、サーガのたのわくドキを感じました。『スター・ウォーズ』の世界観が大好きです。本当にキャラクターもすごく魅力的で、CGも本当にすごいじゃないですか。ジョージ・ルーカスさんもすごく尊敬しています。いつかジョージ・ルーカスさんと会えたらいろいろと質問したり、頭の中を見てみたいなと思います」と熱い思いを語った。

　来年公開の「スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー」が、劇場で初めて見る「スター・ウォーズ」映画になる柚乃ちゃん。今作について「『スター・ウォーズ』を映画館で見るのは初めてなので、めっちゃ×1万回楽しみです！　グローグーが本当に大好きなので、グローグーとマンダロリアンのグッズをいっぱい集めて一緒に映画館で見たいなと思います」と公開を楽しみにしている様子。最後に「信じられないくらい、夏休みの良い思い出になりました」とこの日のファーストピッチを振り返った。

　同球場の「STAR WARS WEEK」では、大型ビジョンの映像が「スター・ウォーズ」仕様になり、さらに球場内には「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」を記念して制作されたヨーダやダース・ベイダーの浮世絵アート、R2-D2やグローグーをはじめとする「スター・ウォーズ」でおなじみのキャラクターの等身大スタチューの展示、映像や音楽などで“スター・ウォーズ”の銀河を表現する演出や限定フォトスポットも設置されている。

　映画「スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー」（ジョン・ファヴロー監督）は、ダース・ベイダーの死と帝国の崩壊から5年、一族の厳格な掟に従って他人に素顔を見せず、どんな仕事でも完璧に遂行する冷酷無比な孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”は、1件の仕事を請け負う。それは強大なフォースの力を秘め、世界を変える存在ともいわれる“ザ・チャイルド”ことグローグーを生きたまま依頼人のもとに届けるというものだった。多額の報酬と引き換えに、一度はグローグーを引き渡したマンダロリアンだったが、不思議な縁を感じた彼は、一族の掟を破ってグローグーを奪還。旅の中で、2人は次第に親子のような絆を育んでいく。だが、何としてでもグローグーの力を手に入れたい旧帝国軍の残党が彼らを追っていた……というストーリー。2026年5月22日に日米同時公開。