松岡禎丞:劇場版「SAO」で悩みも 「9年前のものまねはしたくない」

「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」の初日舞台あいさつに登場した(左から)河野亜矢子監督、戸松遥さん、松岡禎丞さん、水瀬いのりさん、LiSAさん(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
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「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」の初日舞台あいさつに登場した(左から)河野亜矢子監督、戸松遥さん、松岡禎丞さん、水瀬いのりさん、LiSAさん(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

 川原礫(れき)さんの人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」シリーズの「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が原作の新作劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」(河野亜矢子監督)の初日舞台あいさつが10月30日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、声優の松岡禎丞さんが登場した。劇場版は、ヒロインのアスナの視点でテレビアニメ第1作の<アインクラッド>編が描かれる。2012年にテレビアニメ第1作がスタートしてから、約9年間にわたってキリトを演じてた松岡さんは「9年前のものまねをするのは簡単だけど、ものまねはしたくない。今の自分だったら60%くらいでできるけど、100%でやると当時のキリトにはならない。そこのすり合わせが大変」と話した。

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 アフレコについて「当日まで悩んでいました。一度リセットしました。うまくハマり、テレビで見て、こうしたかった……というところも塗り替えることができました」と話した。舞台あいさつには、アスナ役の戸松遥さん、ミト役の水瀬いのりさん、主題歌「往け」を歌うLiSAさん、河野監督も登壇した。

 「SAO」は、脳と仮想空間を直結する機器によってバーチャルリアリティーが実現した近未来を舞台に、さまざまなオンラインゲームを取り巻く事件を描いている。原作のシリーズ累計発行部数は2600万部以上。新作劇場版は「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が原作。アスナがゲーム「ソードアート・オンライン」に参加することになった経緯、強くなるまでの道のりが描かれる。

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