良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第40回「栄一、海を越えて」が、12月19日に15分拡大版として放送される。同回から、俳優の笠松将さんが、主人公・栄一の孫の渋沢敬三役で登場する。
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渋沢敬三は、幼いころから生物学者になることを夢見る。ところが、栄一の嫡男である父・篤二(泉澤祐希さん)の放蕩(ほうとう)が原因で、跡継ぎとして白羽の矢が立てられることに。祖父の背中を見ることで、自身の生き方を模索する日々が始まる。
役を演じる笠松さんは1992年11月4日生まれ、愛知県出身の29歳。2013年公開の映画「生贄のジレンマ」を皮切りに数々の作品に出演。いわゆる爬虫(はちゅう)類系に分類されるルックスと、一筋縄ではいかないような独特の雰囲気をまとい、出演シーンの多少にかかわらず見る者の心に必ず爪痕を残す、期待の個性派だ。
大河ドラマ出演は、腐敗した明治新政府への抗議の切腹で命を散らす横山安武を演じ、視聴者に強い印象を与えた、2018年の「西郷(せご)どん」以来、2度目となる。
出演発表の際、「長い期間、大切に作られてきた作品のラストを飾れることを、とてもありがたく思います。僕は渋沢栄一の孫、敬三を演じますが、渋沢栄一からもらったパワーを、この大河に込めようと思います。視聴者の皆様も日々大変な状況が続きますが、そのパワーが皆さんにも届くと信じています。ぜひ最後までお楽しみください」と語っていた。
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