タモリ：8年ぶり「徹子の部屋」　無名だった1977年の初出演時トーク公開　謎に満ちた私生活も

　タレントのタモリさんが、12月28日午後1時から放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演する。タモリさんが同番組に出演するのは約8年ぶり。1977年、当時まだ無名だったタモリさんの同番組初出演時の貴重な写真と音声テープから初出演時のトークを公開するほか、黒柳さんが謎に満ちたタモリさんの私生活に迫る。

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　タモリさんと黒柳さんの出会いは、タモリさんが慕っていたマンガ家の故・赤塚不二夫さんがきっかけだった。タモリさんが赤塚さんの誘いで1975年8月に「マンガ大行進赤塚不二夫ショー」（NET・現テレビ朝日）でテレビ初出演したとき、ちょうどその生放送を見ていた黒柳さんが「今日、出ていた人すごかった！　あれは誰？」と赤塚さんに電話をかけたことが、知り合うきっかけだったという。

　タモリは「今でも覚えています。あのとき、電話のすぐ横にいたんです。赤塚さんから『黒柳さんがお前のこと見て、面白いから番組に出てほしいって言ってるよ』ってその場で言われたんですよね」と打ち明け、2人で思い出を語り合う。そこから2人の縁は始まったといい、1977年8月に黒柳さんのリクエストによって、当時まだ無名だったタモリさんが「徹子の部屋」に初出演した。

　タモリさんの私生活についての話題も。趣味は、別人格になりきってタクシーの運転手とやりとりを楽しむ「なりすまし」だというタモリさん。タクシーの運転手に医師と間違えられた経験から始めた趣味だというが、以来、タクシーに乗るときはさまざまな職業の人物を演じていると明かす。そんな趣味のために始めたという“ルーティーン”も語る。さらに、愛妻との世界旅行でのエピソードも披露。映画「カサブランカ」の舞台、モロッコを訪れたときの不思議な体験を明かす。