沢村一樹：協調性ゼロ　警視庁捜査1課の「キング」に　今夜ドラマSP「管理官キング」

　俳優の沢村一樹さん主演のドラマスペシャル「管理官キング」（テレビ朝日系）が1月6日午後8時から放送される。抜群の捜査能力の一方で、協調性が無くて「キング」と揶揄（やゆ）されている警視庁捜査1課の管理官・王賀統一（おうが・とういち、沢村さん）が連続事件の謎に挑むミステリーだ。

ウナギノボリ

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　王賀の右腕的存在の捜査1課2係主任・二瓶次郎を大倉孝二さん、二瓶の部下の刑事・美山千秋を成海璃子さん、王賀の唯一の弱点と言える、親子関係のこじれた息子・宝生瑛人（ほうしょう・えいと）を中村蒼さん、王賀からも信頼されている鑑識の七瀬香織を国仲涼子さん、一連の事件のきっかけとなる、高校時代の恩師の送別会でテラスから海に転落して重体に陥る超エリート研修医・平山優太を岡田健史さん、王賀の過去を知る靴磨き職人・須藤英雄を小日向文世さん、優太の父で定食店を営む誠を浅野和之さんが、それぞれ演じる。

　海沿いのレストランに有名高校ゴルフ部のOBが集まり、定年を迎える顧問の送別会を開催。その最中、出席者の一人、平山がテラスから海に転落。出席者の証言や防犯カメラの映像から事件性は無く事故という結論に。現場を観察した王賀は、事故ではないと密かに確信。上司の指示に逆らい、二瓶と千秋らを道連れに独自捜査する。

　意識が戻った優太は「酔っ払って自分で落ちた」と証言するが、腑（ふ）に落ちない王賀が現場を再検証すると、事件性を裏付ける決定的な証拠が。

　優太の同級生が襲われる事件も続いて「ゴルフ部OBを狙った連続殺人事件では」と考えた王賀。事件の背後には“ジョーカー”と呼ぶべき黒幕がいると確信し……。