俳優の東山紀之さん主演のNHKの時代劇「大岡越前」の第6シリーズが5月13日にスタートすることが2月21日、分かった。俳優の椎名桔平さんが、江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗を新たに演じることも発表された。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　「大岡越前」は、町奉行・大岡忠相が活躍する人気時代劇で、東山さん主演のNHK版は2013年から放送。第6シリーズでは、家族、奉行所のおなじみの仲間たちとの人情、笑い、涙の物語はそのままに、特殊詐欺、フェイクニュース、感染症など、現代の世相を映した事件も続々登場する。

　東山さんは「初めて椎名さんの扮装（ふんそう）姿を見たときから高貴な雰囲気が漂うすてきな上様で、チームにも早く溶け込んで、何年も一緒にやっているような気持ちに自然となっておりますので、皆さんにもぜひ、忠相と将軍との空気感を楽しんでいただければ幸いです。『大岡越前』は“大岡ファミリー”によるホームドラマでもあります。今の時代だからこそ、こういう温かい作品をお届けしたいと思っています」とコメント。

　椎名さんは「コロナ禍が続く中、人と人を結ぶ本質について考えさせられることが多々あります。東山さん演じる大岡越前守は、今の時代に人がどう生きるべきかを指南してくれているようにも感じられます。人情味を大切にしながら、大いに洗練された今作品。染み入る脚本のもとで、私の演じる将軍吉宗役が良いスパイスになれるように心して演じたいと思っております」と明かしている。

　「大岡越前6」は、5月13日からNHK・BSプレミアム、BS4Kで毎週金曜午後8時に放送される。