最愛:「AMDアワード」大賞を受賞 吉高由里子が感謝「自分より長生きする作品」

「第27回AMDアワード」授賞式に登壇した吉高由里子さん
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「第27回AMDアワード」授賞式に登壇した吉高由里子さん

 優れたデジタルコンテンツの制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21/第27回AMDアワード」授賞式が3月14日、東京都内で開催。大賞となる「総務大臣賞」は放送されたドラマ「最愛」(TBS系)が選ばれ、主演を務めた女優の吉高由里子さんは「この作品を見てくれたみなさんがここまで大きく広くしてくれた。自分より長生きする作品なのかなって感じます」と感謝を伝えた。

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 「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家の真田梨央(吉高さん)、その初恋相手で事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)を中心にしたラブサスペンス。見逃し配信の初回配信数が286万7362回とこれまでの記録を塗り替え、全話総配信数でも1位を記録。「2021年視聴者の心を最も掴んだ作品」と評され、大賞を受賞した。

 オリジナル作品とあって吉高さんは「ゼロから生み出す苦しみからはじまったドラマ」と振り返り、また「一つ一つ丁寧に作ってきた作品です」と紹介。最後に「これからもワクワクするようなエンターテイメントに携われるよう、私自身も精進したい」と今後の飛躍を誓った。

 授賞式では「総務大臣賞」受賞者に贈られるグランプリフラッグが吉高さんの手に渡った。大きな旗にびっくりした様子をみせた吉高さんは「立派な旗を持って、このような音楽が流れていると強くなった気がする。旗を振り回したいのをぐっとこらえてスピーチします」と語り、会場の笑いを誘った。

 「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」は、毎年1月1日~12月31日に国内で発売・発表されたデジタルメディアで表現されたコンテンツやサービスを対象に、優れた作品を年間コンテンツ賞「優秀賞」として選出し、優秀賞の中から「大賞/総務大臣賞」と「AMD理事長賞」などを決定する。

 今年の「AMD理事長賞」は実写映画、テレビアニメがヒットした「東京リベンジャーズ」が受賞し、映画で“ドラケン”こと龍宮寺堅役を演じた俳優の山田裕貴さんが授賞式に駆けつけた。

 また、「優秀賞」は「いらすとや」、東京2020パラリンピック開会式を演出した「ウォーリー木下」さん、Cygamesが展開するクロスメディアコンテンツ「ウマ娘プリティーダービー」、一発撮りのパフォーマンス「THE FIRST TAKE」、興行収入102億円を突破した「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、ランドマークキャラクターとして話題となった「新宿東口の猫」、小栗旬さんの主演ドラマ「日本沈没-希望のひと-」(TBS系)、昨年7月公開の細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」に登場した「歌姫 Belle」、「放送番組のインターネット同時配信等に係る 権利処理の円滑化に関する制度改正」がそれぞれ選出された。

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