良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第95回が3月16日に放送された。算太(濱田岳さん)がるいに2通の通帳を渡して旅立った。
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病気で床に伏せた算太は、るいに「すまなんだな、わしがすべて悪いんじゃ。すべてわしが……。安子はなーんも悪うねぇ」と謝った。その後、岡山時代のご近所さんだった赤螺(あかにし)家の吉右衛門(堀部圭亮さん)と母・清子(松原智恵子さん)が枕元に駆けつけた。算太はるいにクリスマスプレゼントを渡すと、「メリークリスマス」といって目を閉じた。
渡された袋の中にあったのは2通の通帳だった。一つは、戦後すぐに「たちばな」再建のために貯金し、算太が持って逃げ出した際の昭和20年代の古い通帳。もう一つはひなたが大月家に算太を連れてきた後の昭和59(1984)年に開設され、10年近く算太が貯金したもののようだった。算太が大月家に現れてから、るいは算太が岡山からいなくなった理由を尋ねていたが、最期までその理由は語らずじまい。錠一郎(オダギリジョーさん)はるいに岡山へ里帰りすることを提案した。
算太のクリスマスプレゼントに、SNSでは「るいと再会後は贖罪(しょくざい)の思いで頻繁に入金したのだろうか」「精いっぱいの償いであろう通帳を渡せて、安心できたかな」「算太、安子ちゃんに通帳返したかったんだね」「算太、ずっと謝りたかったし、ずっと通帳持ってたのね」と算太が最後は“いい人”だったことを知り、しみじみと感動する声であふれた。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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