ちむどんどん:“ヒロイン父”大森南朋 三線披露に「芝居よりも緊張」 “一番下の子供”から「お父ちゃん頑張って」で二重苦

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に出演する大森南朋さん(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に出演する大森南朋さん(C)NHK

 4月11日スタートの2022年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」の会見が3月18日にオンライン形式で開催され、ヒロイン・比嘉暢子(のぶこ、黒島結菜さん)の父・比嘉賢三役の大森南朋さんらメインキャストが出席した。劇中で三線(さんしん)を披露する大森さんは、クランクインの3~4カ月前から練習を始めたといい、「中途半端でやるわけにはいかないと思って、すごく頑張って練習したのですが……(本番では)芝居よりも緊張しました」とちゃめっ気たっぷりに語った。

あなたにオススメ

 大森さんは「(本番では)結構なご迷惑をおかけして。一番下の(子供)の歌子にも『お父ちゃん頑張って』と言われてしまい、それがとてもつらくて……(笑い)。でも、なんとか乗り切れたかなと思います。ぜひオンエアでご確認いただけると幸いです」と語った。

 会見には大森さんのほか、黒島さん、比嘉優子役の仲間由紀恵さん、暢子の子供時代を演じる稲垣来泉さん、制作統括の小林大児さんも出席した。

 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。4兄妹は暢子と、竜星涼さん演じる兄・賢秀、川口春奈さん演じる姉・良子、上白石萌歌さん演じる妹・歌子となっている。

 タイトルの“ちむどんどん”とは、沖縄のことばで、チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子を表した、沖縄では若者たちまで知っている有名なことばだという。前向きで肯定感に満ちた、わくわく感、という意味合いで、ヒロインがさまざまな「ちむどんどん」を経て成長していくという思いも込められている。

 4月11日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。


テレビ 最新記事