俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第12回「亀の前事件」が3月27日に放送され、小栗さん扮(ふん)する義時(小四郎)が、新垣結衣さん演じる八重の地雷を踏んでしまうシーンがあった。
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「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。
第12回は、義時(小栗さん)から父・伊東祐親(浅野和之さん)と兄・祐清(竹財輝之助さん)の死を告げられ、憤る八重(新垣さん)。義時は八重をいさめ、源頼朝(大泉洋さん)から与えられた江間へと八重を送る。
政子(小池栄子さん)が懐妊し、頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗さん)が比企尼(草笛光子さん)を伴い鎌倉に出仕。さらに、三善康信(小林隆さん)から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄さん)らが都から下向し、新たな関係が動き出す……という展開だった。
義時は、八重の父と兄の死の真相について、2人の命を奪うよう命じたのは「鎌倉殿(頼朝)」だと明かし、「あの方は恐ろしい人です」と八重に伝える。しかし、八重は「それを私に伝えてどうしたいのですか。私が何と言ったら、あなたは喜ぶのですか」と強い口調で言い返すと、「そんなことは分かっていました」とした上で、「あの方は(息子の)千鶴の仇(かたき)をとってくださったのです。ありがたいことではないですか。違いますか。答えなさい、小四郎」と怒りをにじませ義時を詰問。義時は、余計なことを言ったことに気付くも“後の祭り”で、八重からは「もう放っておいてください」と言い切られてしまった。
SNSでは、この義時と八重のやりとりについて、「一番、言ってはいけないことを…」「小四郎、八重さんの地雷を踏む」「小四郎、八重さんの地雷しか踏まねえ」「地雷踏み抜きまくり小四郎w」「完全に選択肢ミスったやーつ」などと視聴者は反応。
また「恋する女(八重)は怖い」「義時くん、もう八重さんと関わるなや~って言いたい」「八重…大泉洋のどこがそんなにいいんだ?」「父と兄を殺されても頼朝は千鶴丸の仇をとったと言い切る八重の執着心」といった感想も書き込まれた。
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