ミステリと言う勿れ:“異例”の最終回に視聴者「続くってこと?」 「最終回と言う勿れ」の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」最終話のワンシーン(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
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連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」最終話のワンシーン(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン

 俳優の菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)の最終話が3月28日に放送された。予想を上回る展開で物語が進行し、“異例”の最終回に視聴者がザワついた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 原作は田村由美さんの同名人気ミステリーマンガ(小学館)。社会の「当たり前」に疑問を持ち、膨大な知識を基に持論を展開していく大学生・久能整(菅田さん)の活躍を描く。

 最終話では、犬堂我路(永山瑛太さん)が妹・愛珠(白石麻衣さん)の死の真相を探るべく、ジュート(北村匠海さん)という男に接近。愛珠はジュートに自身の殺害を依頼しており、ジュートの口からその一連の理由が明かされた。

 また、愛珠は生前、ジュートの紹介でカウンセリングを受けていた。担当していたのは「鳴子巽」というカウンセラーで、ジュートも信頼を寄せている人物のようだった。ジュートは“先生”からもらったという指輪を持っていた。

 さらに、愛珠がカウンセリングに通っていたのは、月岡(森岡龍さん)という伝統工芸士に好意を抱き、自分を変えたかったからだと判明。愛珠の遺品として、月岡が作った寄せ木細工の箱があり、我路たちの手では開けることができずにいたため、作者の月岡に解錠を依頼。中には一つの指輪が入っていて、それを見た月岡は、愛珠が指輪について「“先生”にもらった」と言っていたと話した。

 我路たちは「ジュートはカウンセラーに誘導されて事件を起こしたのか?」「カウンセラーが愛珠を自殺に導いた?」などと考えたが、結局最終回では“先生=鳴子巽”の正体や指輪の謎については明かされないままだった。

 そのほかにも、第11話、最終話が、第3話と第4話の間の話だったこと、主人公の整の登場時間が全体の半分程度だったことなど、“異例”の演出がなされた。

 最終話は、整が我路と再会し、「整君、君の協力が必要なんだ」と言われる場面で終幕。SNSでは「最終回なんだよね?」「これ最終回てなんなん!?」「続くってこと?」「最終回が最終回じゃない……!」「最終回と言う勿れ」といった声が上がった。

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