永瀬アンナ:アニメ「サマータイムレンダ」で初ヒロインの新人声優 「私は潮!」と感情移入

「サマータイムレンダ」に出演する永瀬アンナさん
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「サマータイムレンダ」に出演する永瀬アンナさん

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載された田中靖規さんのマンガが原作のテレビアニメ「サマータイムレンダ」が4月14日からTOKYO MXほかで放送される。新人声優の永瀬アンナさんが、ヒロイン小舟潮を演じることも話題になっている。テレビアニメ初レギュラーにして、ヒロインを演じることになった超新星・永瀬さんの素顔に迫る。

  ◇プレッシャーよりも楽しみが強い

 幼い頃から舞台やお芝居が好きという永瀬さん。声の芝居の面白さに気付いたのが、声優になったきっかけだった。

 「幼少期から学芸会や演劇部での活動、発表を通して、人前で演技する素晴らしさを感じました。演技の勉強をする中で声だけで表現する機会に触れ、難しさに気づき、声のお芝居をもっと探求したいという気持ちが強くなりました」

 「サマータイムレンダ」は、離島を舞台にしたSFサスペンス。幼なじみ・小舟潮の死をきっかけに故郷の和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた網代慎平が、不可解な死を探るうちに、島に残る“影”のウワサとその謎に巻き込まれていく……というストーリー。2017年10月~2021年2月に「少年ジャンプ+」で連載された。

 YouTubeで公開されている原作者の田中さんとアニメを手がける渡辺歩監督の対談動画で、2人は、永瀬さんのオーディションの様子を「すごかった」「場の雰囲気を持っていった」「際立っていた」と絶賛している。新人離れしていたようだが、永瀬さんは、必死に緊張を隠そうとしていたという。

 「オーディションのスタジオがすごく広くて、戸惑い、緊張したのですが、それを悟られないように冷静を装って挑みました。合格を知らされた時は本当に驚いてしまって、しばらく信じられませんでした。私はまだまだ新人ですし、この機会をちゃんと自分の役者人生に生かさなきゃ!と思います。プレッシャーより楽しみの方が強くて」

 ◇ナチュラルに感情移入、共感

 自身と潮には「近いもの」を感じているという。

 「原作を読んで、ナチュラルに感情移入、共感できたところがあったんです。気持ちが分かるような気がしましたね。私にとって潮は鏡映しのような存在で、一心同体に感じました。演じるというよりは生きているようでして。私は潮!と思いながら過ごしています。学校で使っていたスクール水着を引っ張り出して着てみたりして(笑い)。さまざまな角度から役作りをしています」

 同作の舞台である和歌山を訪れ、潮への思いをさらに強めた。

 「日都ヶ島のモデルになった友ヶ島にも行ってきたのですが、砲台跡での木漏れ日が差したときの陰と陽のコントラストが神秘的で心を穏やかにさせました。また、ご当地グルメやお魚なども食べて、大いに和歌山を満喫しました! 現地の風景や雰囲気に直に触れることで、潮はこういう風を感じて生活していたんだ……と体感することができ、より身も心も潮に寄り添えたような気がします」

 ◇さまざまな永瀬アンナをお見せできるように

 初ヒロインということもあり、初めてのことが多いようだが、収録現場は「和やか」といい、先輩に助けられ、先輩の演技に刺激を受けながら、全力で収録に臨んでいる。

 「コロナ禍で全員で一緒に収録することはなかなかできないのですが、役者さん方のお芝居が生み出すキャラクターの豊かな表情を毎話感じます。私は役者として経験が浅く、分からないことがあった時には共演者の方やスタッフの方に相談させていただくこともあったりして、たくさんの方に助けていただいています」

 和歌山が舞台ということもあり、和歌山弁にも挑戦した。

 「『~らよ』『~しよ』などの少し柔らかい雰囲気をもつ和歌山弁の独特な語感が胸に心地よく響きます。収録現場では、方言指導の先生、そして和歌山県出身の(小舟澪役)白砂沙帆さん、(雁切真砂人役)小西克幸さんにとても助けられていて、方言とお芝居のニュアンスがかみ合わず、私がNGを何回出しても皆さん根気強く指導してくださり、本当にありがたく思っています。どうしたら和歌山弁をナチュラルに話せるのかな?と和歌山弁のガイド音声を聞いては繰り返し声に出して練習しています。夜も聞きながら、寝ています」

 「収録の度に新しい刺激と発見があって、すごく楽しいです!」と笑顔で語る永瀬さん。最後に今後の目標を聞いてみると「幅広い役柄ができるようになりたいです。さまざまな永瀬アンナをお見せできるよう、日々精進してまいります」と話す。「サマータイムレンダ」の演技はもちろん、今後のさらなる活躍も期待される。


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