映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝:本編冒頭映像公開 しんのすけ命名の瞬間 原作名場面が劇場版アニメに

「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の冒頭で描かれる野原しんのすけの命名シーンの原作コマ
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「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の冒頭で描かれる野原しんのすけの命名シーンの原作コマ

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の第30作となる劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)」(橋本昌和監督)の本編冒頭映像が4月25日、YouTubeで公開された。本編冒頭では、主人公・野原しんのすけの誕生シーンが収められており、原作の名場面としても知られる「しんのすけ」の命名シーンが描かれている。

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 冒頭映像は、5年前の雨の日、ひろしがみさえの出産に立ち会うため、傘もささずに一心不乱に病院へ向かう場面から始まり、ひろしが我が子と対面を果たす。しかし、ひろしが考えた赤ちゃんの名前の候補が書かれたメモは雨でぬれてしまい、ほとんど読むことができなかったため、読める文字だけをつなげて「しんのすけ」と命名される様子が描かれている。

 「しんのすけ」という名前が決まった瞬間は、原作ではひまわりの出産エピソード内で描かれており、原作コマが公開された。双葉社の当時の編集担当の増尾徹さんは「橋本監督のご提案で、しんのすけが生まれて名前を決めた話が、今回記念すべき30作目で使われて非常に感慨深いです。当時この原作は、臼井儀人先生がひまわり誕生前に描いたもので、これからお兄ちゃんになるしんのすけの子供ならではの疑問を表現したものです。キャラを立てる上で、そのキャラの過去を描くというのはとても大切だと臼井先生も理解していて見事に印象深く4ページにまとめていただきました」とコメントを寄せている。

 原作コミックス第16巻に収録されている同エピソードが、5月2日発売の「月刊まんがタウン」(双葉社)6月号に全編再録されることも発表された。

 劇場版最新作は、ギャグ満載の忍者アクションで、野原しんのすけの出生の真実が明かされるという。劇場版第23作「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」などの橋本さんが監督を務め、前作「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」などのうえのきみこさんと橋本監督が共同で脚本を手がける。ゲスト声優として川栄李奈さん、お笑いコンビ「ハライチ」が出演する。

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