ちむどんどん:“家庭崩壊”秒読み? 二ーニーの行動に視聴者「悲劇が見える」「明日から見るのが切ない」 

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第18回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第18回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第18回が5月4日に放送された。ヒロイン一家のトラブルメーカー、長男の賢秀(竜星涼さん)の行動に「二ーニーのせいで家庭崩壊しそう」「悲劇が見える……!」などと、視聴者から悲鳴が続出した。

ウナギノボリ

 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子(黒島さん)たち4兄妹の笑いと涙の物語。

 第18回では、賢秀が、自称・“政府に太いパイプを持つ”我那覇(田久保宗稔さん)から儲(もう)け話を持ちかけられた。本土復帰を翌年に控えた沖縄では、ドルから円への両替が進められていたが、我那覇は「政府のとある機関にドルを持っていくと、1ドルあたり720円で交換してくれる」と話し、「とある機関」とつながりのある自分に金(ドル)を預けてくれれば、それを交換してやるという。そして、時間がないので、急ぎで「1000ドル」用意するよう賢秀に伝える。

 大喜びの賢秀は後日、暢子ら兄妹たちに「我ら比嘉家が、一気に大金持ちになれる話!」と我那覇とのやり取りを打ち明ける。一通り聞いた長女・良子(川口春奈さん)は「どう考えてもおかしくない?」と疑問を呈し、「ウチは反対。その話、勝手にお母ちゃんには話さないでよ。お母ちゃんは二ーニーに頼まれたら、すぐに言うこと聞いてしまうから」とくぎを刺す。

 しかし、「このチャンス逃したら、比嘉家は二度とはい上がれないよ!? ずっと、ず~っと貧乏のまま。それでもいいのか?」と未練たらたらの賢秀は、母・優子(仲間由紀恵さん)が帰宅すると、「一生に一度の頼みがある! 良子たちには内緒で……!」と神妙な面持ちで懇願。同回はここで幕を下ろした。

 SNSでは「明日から見るのが切ない」「賢秀を止めてください〜全力で止めてください〜」「お母ちゃんは賢秀には一生のお願いが何回転生分頼まれたか思い出して!!! ダメ男メーカーになってる」などの声が続出した。

テレビ 最新記事