俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第18回「壇ノ浦で舞った男」が5月8日に放送された。同回では本編終了後、おなじみの「紀行」がなく、SNS上では「事前に聞いてはいたが本当に紀行なしだった」「紀行がないの、変な感じ」「紀行を見ながら本編を振り返る時間がないのが寂しい」といった声が視聴者から上がった。
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第18回に合わせた紀行は、予習用として先行公開されていた。同コーナーで“余韻を楽しむ派”からは、「何か足りないと思ったら紀行がないのか!」「やっぱり最後は紀行で締めてほしい」「直後に振り返ることのできる紀行はやっぱり必要だな…」「紀行って、クールダウンにぴったりなので、ないと何だか締まらないものなんだと初めて気づいた」「心が静まらない」「あれ好きなんだけだなぁ」といった感想が書き込まれ、根強い人気を証明した。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。
第18回では、苛烈さを増す源平合戦。必死の抵抗をみせる平宗盛(小泉孝太郎さん)率いる平家軍に対し、源頼朝(大泉洋さん)は義経(菅田将暉さん)に四国、範頼(迫田孝也さん)に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。しかし、範頼軍は周防で足止めをくらい、義時、三浦義村(山本耕史さん)らが状況の打開に奔走する。
一方の義経軍も、後白河法皇(西田敏行さん)の命により摂津から動けずにいた。そんな中、梶原景時(中村獅童さん)の献策を一蹴した義経が……というストーリーが展開した。
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