坂口健太郎:“月9”初主演 杏と凸凹コンビの公取委職員に 「元彼の遺言状」原作者の最新刊実写化

連続ドラマ「競争の番人」に出演する坂口健太郎さん(右)と杏さん (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」に出演する坂口健太郎さん(右)と杏さん (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんが、7月スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)で、女優の杏さんとダブル主演することが5月16日、明らかになった。坂口さんが月9枠で主演を務めるのは初めて。杏さんとの共演は、2016年公開の映画「オケ老人!」(細川徹監督)以来、6年ぶりで、ドラマでの共演は初となる。公正取引委員会を舞台としたエンタメミステリーとなり、坂口さんと杏さんの凸凹コンビがタッグを組む。

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 原作は、「小説現代」(講談社)で連載され、5月9日に発売された新川帆立さんの最新刊となる同名小説。20歳で司法試験に合格し、東大法学部を卒業した天才・小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)らの活躍を描く。新川さんは、同枠で放送中の「元彼の遺言状」の原作者で、同じ原作者の作品を2期連続で放送するのは同局初となる。

 坂口さんは天才で理屈っぽく、ひねくれ者の小勝負、杏さんは実直で感情のままに行動する元刑事・白熊楓(しろくま・かえで)を演じる。2人は共に公正取引委員会の第6審査、“ダイロク”の職員。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、“競争の番人”として談合やカルテルといった不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す。

 2016年の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来の“月9”出演となる坂口さんは、「身が引き締まるというのはどの作品も同じなのですが、月9枠で杏さんとダブル主演というのは、もう一段上の気合が入った感じがします」とコメント。

 さらに「公正取引委員会というのは、 “弱小官庁”なんです。僕自身、時には“戦わずに負けても良い”と思うことがあります。そんな中で、小勝負の『弱くても、戦わなきゃいけない』というせりふが僕は好きなんです。まだまだ鬱屈とした世の中で、小勝負、白熊、ダイロクメンバーといろいろな人物が登場しますが、彼らがやっていることを見て、次の日のちょっとした活力やパワーにしていただけたらと思います」と話している。

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