磯村勇斗:「持続可能な恋ですか?」颯の“ワンコ感”が「可愛い」と話題に 松重豊からの“キュン”のアドバイスも

連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」に出演する俳優の磯村勇斗さん(C)TBS
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連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」に出演する俳優の磯村勇斗さん(C)TBS

 女優の上野樹里さん主演の連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系、火曜午後10時)に出演する俳優の磯村勇斗さん。主人公の沢田杏花(きょうか、上野さん)に思いを寄せる幼なじみ・不破颯を演じており、SNSでは「不破颯という沼」という言葉が登場するなど、話題を集めている。撮影現場では、杏花の父・林太郎を演じる松重豊さんから“キュン”のアドバイスを受けたこともあるという磯村さんに、今作への思いを聞いた。

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 ドラマは、「ダメな私に恋してください」「あなたのことはそれほど」「初めて恋をした日に読む話」など、同枠のドラマを手がけてきた吉澤智子さんが脚本を手掛けるラブストーリー。

 磯村さん演じる颯は、杏花と18年ぶりに再会した幼なじみ。東村晴太(田中圭さん)の息子・虹朗も通う民間英語学童保育「ウィズ・キッズ」の指導員で、明るく人懐っこい性格。初恋の相手だった杏花に再び惹(ひ)かれ、気持ちをストレートに伝えていく役どころだ。

 第3話(5月3日放送)からは、杏花、林太郎と同居することになり、棚や冷蔵庫を整理したり、おいしそうな朝ご飯を準備したりする姿も映し出され、SNSでは「いっそん(磯村さん)のワンコ感にときめいております」といった声が並び、視聴者の心をつかんでいる。

 「最初は杏花ちゃんや晴太に対して、どれくらいの距離感で詰めていけばいいのかなと探る作業をしていましたけど、だいぶ撮影も進んできて、颯としての距離感はつかめた気がしますね」と話した磯村さん。

 撮影現場には、チームとしての温かい空気が流れているといい、「食卓のシーンなど、みんなが楽しんでいるといいますか。思わず笑ってしまって、NGを出しちゃったり。この台本には面白い空気が流れる瞬間がちょこちょこあるので、そこも楽しんでいます」と笑顔を見せる。

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 第4話(5月10日放送)では、高い棚の上から中華皿を取ろうとする杏花を手伝う颯の姿を見て、林太郎が「キュンか……キュンだな」とつぶやく場面が描かれた。撮影現場では、このときの颯の動きについて、監督とディスカッションしていたという。そんな磯村さんの姿を松重さんが見ており、「『ちょっと俺にやらせてよ』と松重さんが颯の役をやってくださって。台本以上のお芝居で、まわりは大爆笑していました」と明かす。

 そんな松重さんについて、「穏やかで、温厚で、優しくて。この作品の柱みたいな存在」と話していた磯村さんは、「松重さん、そういうところ(キュンとする芝居)もアンテナ張ってらっしゃるんだなって。颯の役をやってくださり『ありがとうございます』って言いました(笑い)」と楽しそうに語る。

 一方、同話のラストでは、晴太とハグをする杏花の姿を偶然目撃してしまった颯のせつない表情が映し出された。そんな颯について、上野さんと「杏花が振り向いてくれないから、かわいそうだよね」という話をしたこともあるという磯村さんは、「それでも好きな人に対して真っすぐ気持ちを伝えてサポートしてあげる。そういう優しい部分に注目してほしいです」と話す。

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 そんな磯村さんに、今作のタイトルにちなんで「俳優を続ける上で持続してきたこと」を聞いてみると、「何かをやってきたわけではなくて、いただくお仕事に対して、100%パフォーマンスしていくという精神でやってきました」と告白。「一個一個に丁寧に向き合うということなんですかね? あとは、出会いや人に感謝をしながら進んできたのかもしれない」と続ける。

 モチベーションを高く維持することについては、「落ちるときは落ちるので、ずっと保とうは思わないことが大事かもしれない」と考えているという。「つらい時期とか、『うわーきついな』というのも受け入れられるようになるというか、そういう準備をしていくイメージも必要なのかな」と話していた。

 今作のようなオリジナル作品に関われることは、役者としてもやりがいと感じるといい、「日本の映像業界の中で、オリジナルで挑戦するという姿勢はとってもすてきだなと思っていて。役の見た目を想像したり、衣装も考えたり、ゼロから作っていく感じがオリジナル作品にはあるので楽しいです。今後の展開がどうなっていくのか楽しみです」と話していた。

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