池田エライザ:ドラマ「DORONJO」で“令和のドロンジョ”に 機械式の義足も

「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」のティザービジュアル=WOWOW提供
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「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」のティザービジュアル=WOWOW提供

  女優の池田エライザさんが、今年3月に制作が発表された連続ドラマ「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」で主演を務めることが5月18日、明らかになった。人気アニメ「タイムボカン」シリーズの「ヤッターマン」の人気キャラクター・ドロンジョの過去を描く今作で、主人公・泥川七音(どろかわ・なお、後のドロンジョ)を演じる。池田さんは今作が、WOWOWの連ドラ初主演作にもなる。

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 ドラマは、「ヤッターマン」で正義の味方のヤッターマン1号・2号と対峙(たいじ)するドロンボー一味のボス・ドロンジョが、一味を結成する少し前、壮絶な境遇に置かれながらも必死に生きる若き日を描く。切なくも美しい孤高の存在であるドロンジョが、悪に手を染めるに至った壮絶な過去、生きざまを描き、「善とは何か? 悪とは何か?」というテーマに挑む。

 脚本は、映画「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平さんのほか、内藤瑛亮さん、大塩哲史さん、佐東みどりさんが担当。監督は、映画「ミスミソウ」の内藤瑛亮さんと、映画「達人」の横尾初喜さんが務める。WOWOWで今秋放送・配信。

 池田さんは今作の撮影について、「七音という役柄に向き合う日々は、心身共に過酷の連続でした。生きるために戦う。それが正義か悪かなど考える余地もない。追い詰められた七音に寄り添う過程で簡単なことなど何一つありませんでした」と回顧。

 続けて、「戦いの場に上がる時も、絶望の淵(ふち)に立たされた時でさえも、心の中で轟々(ごうごう)と燃える七音の闘心(とうしん)はきっと誰かに希望を与えてくれると思います。生きる意味を考えすぎてしまうこの世の中で、本能剥(む)き出しで明日に向かってあがいていくこのキャラクターを演じることができて、とても幸せでした。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいです」とアピールした。

 七音のキャラクタービジュアルも公開された。その左足には、武骨な作りの機械式の義足が装着されている。

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