鈴木康介:上野樹里主演TBS“火10”レギュラー出演の24歳 「みんなに響く“国民的後輩”になれるように」

連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」に出演中の鈴木康介さん
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連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」に出演中の鈴木康介さん

 女優の上野樹里さん主演の連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系、火曜午後10時)にレギュラー出演中の鈴木康介さん。主人公の沢田杏花(きょうか、上野さん)の職場の後輩となるヨガインストラクター・青山健心を演じ、注目を集めている。これまでヨガの経験こそなかったものの、学生時代はサッカーに打ち込み、過去には健康美を競うコンテスト「ベストボディ・ジャパン」に出場。今回の役作りでも、自ら食事制限を課し、健康的な体をキープすることに努めているという鈴木さんに話を聞いた。

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 ドラマは、「ダメな私に恋してください」「あなたのことはそれほど」「初めて恋をした日に読む話」など、TBSの“火10”こと「火曜ドラマ」枠のドラマを手がけてきた吉澤智子さん脚本のオリジナルラブストーリー。ヨガインストラクターの杏花が、一緒に暮らす父・林太郎(松重豊さん)と共に“ダブル婚活”に挑む姿を描く。

 鈴木さん演じる青山健心は、「ヴァネッサ・ヨガスタジオ」の中で唯一の男性ヨガインストラクター。「職場では僕以外、全員女性なのですが、その中でもうまく立ち回れる、女性への懐の入り方がうまい。普通だったら失礼にあたるような会話の内容でも、許されてしまう愛されキャラというか、客観的に見ても可愛らしい人物です」と役への印象を語る。

 また「僕も芸能界に入る前、アパレル関係でアルバイトをしていて、女性の従業員が多かったので、当時、どうしたらいいのかって考えていた自分と重なる部分もある」といい、「重ねやすい役ではあるのかなって思います」とほほ笑む鈴木さん。

 役を演じるにあたっては、「体にフィットした衣装を着るので、体作りをしないといけないと思い、食事は徹底していました」と告白。サラダと鶏の胸肉、魚を中心に、米は玄米にして、70キロの体重を66キロまで落としたといい、「体脂肪率は10%前後で、(体作りは)得意分野で、痩せすぎてもいけないので、健康的な体をキープするように心がけています」と語った。

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 2019年、ABEMAの恋愛リアリティー番組「白雪とオオカミくんには騙(だま)されない」に出演し、若い世代の女性から注目を集め、同年秋にはNHKのBS時代劇「赤ひげ2」でテレビドラマデビューを果たした鈴木さんは現在24歳。

 今後も複数の作品が控え、「今しかできない役でお芝居をとことん楽しみながら、自分の武器を作っていきたい」と力を込める。

 得意分野にしたいのは「明るかったり、三枚目のムードメーカーの役」で、鈴木さん自身が「よく周りから言われる」という「天然な役」も、そこに加える。

 「今24歳で、社会人になって3年目くらいの、いろいろな後輩の役を制覇したいなって思っていて。見てる人たちに『こんな後輩、一人いたらいいな』と、みんなに響く“国民的後輩”になれるよう頑張ります」と目を輝かせていた。

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