上野樹里：湖国の姫が化粧品CMで美白の聖女に

　大河ドラマ「江　姫たちの戦国」で琵琶湖のほとり近江で生まれた主人公・江を演じてる上野樹里さん（24）が資生堂の美白ブランド「HAKU」の新CMモデルに起用された。20日から放送されるテレビCMで聖女のように真っ白に広がる草原を突き進む姿を披露する。

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　「自分を救え。」と題されたCMは、一面に広がる白い世界、一陣の風が白い草原を駆け抜ける中、上野さんが力強く歩みを進める場面からスタート。そして美白成分「抗メラノ機能体」を手にし、「自分を救え。」という言葉に導かれた上野さんが、自分の意志で未来を変えられることに気づき、悩みから解放される……というイメージを全編で表現。最後に穏やかな微笑を浮かべた上野さんが草原に身を横たえると、新製品「HAKU」が現れてCMは終了する。

　CMに登場する一面に広がる白い草原は、草の葉一本一本を白い紙で作り、CGを用いることなく手作業で表現したもの。そして白い葉の動きをよりリアルに見せるため、葉そのものの硬さも一本一本変え、あらゆる角度・強さで風を当てながらよりダイナミックな動きを追求したという。

　上野さんは大河ドラマの撮影で多忙の中、長時間の撮影に挑み、豊かな表現力で各シーンを的確に表現。スタッフと気軽に談笑しながら明るい撮影現場を作り出していた。（毎日新聞デジタル）