中村蒼：“トラコ”橋本愛の過去を知る幼なじみに　7月期「家庭教師のトラコ」出演

　俳優の中村蒼さんが、女優の橋本愛さん主演の7月期「水曜ドラマ」（日本テレビ系、水曜午後10時）枠で放送される「家庭教師のトラコ」に出演することが6月2日、分かった。中村さんは唯一、トラコ（橋本さん）の過去を知る幼なじみの福田福多を演じる。

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　今作は「家政婦のミタ」「同期のサクラ」「35歳の少女」などの話題作を生みだしてきた脚本家の遊川和彦さんと、同局の大平太（おおひら・ふとし）プロデューサーが再びタッグを組んだヒューマンドラマ。それぞれ問題を抱えた三つの家庭を、謎の家庭教師・根津寅子（橋本さん）が救う様子を描く。

　福多は、トラコと同じ養護施設で育ち、トラコの洗濯や食事から、仕事のサポートもこなす。トラコに好意を抱いているのかどうかは、自分でも分かっていない……という役どころ。

　「遊川作品」への出演は「学校じゃ教えられない！」（2008年）以来、14年ぶりとなる中村さん。「わずかではありますが、以前より余裕を持って現場にいられると思うので、遊川さん、大平さん作品の現場の魅力をあの時より感じながら日々過ごしたいと思います」とコメント。

　橋本さんとの共演については「過去に映画、舞台とご一緒させてもらいました。橋本さんから発せられる言葉と身体からあふれ出すエネルギーに引きつけられたのを覚えています。そんな尊敬する方とまた時間を共にできること、そして今回はいろんな表情の橋本さんを見られると思うのでとても楽しみです」と話した。

　橋本さんは「福多さんが中村蒼さんと聞いた時、わーい！　と大喜びしました。また同じ地点を経由できること、とてもうれしく思います」と語った。