近藤華:「金田一少年の事件簿」出演 “大先輩”杏に憧れる14歳 自らアニメ制作、クリエイティブな一面も

連続ドラマ「金田一少年の事件簿」第8話にゲスト出演する近藤華さん
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連続ドラマ「金田一少年の事件簿」第8話にゲスト出演する近藤華さん

 「三井のリハウス」や「資生堂」のCMに起用され、話題の近藤華さんが、人気グループ「なにわ男子」の道枝駿佑さん主演の連続ドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系、日曜午後10時半)第8話「首狩り武者殺人事件」にゲスト出演する。事務所の大先輩にあたる杏さんに憧れる14歳は、自ら制作したアニメーションをインスタグラムで公開するなど、 クリエイティブな一面も併せ持つ期待の新人女優だ。ドラマ撮影の感想などに加え、その“素顔”にも迫ってみた。

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 ◇大好きな猫とも共演「いっぱい触れて、満たされました」

 近藤さんは2007年8月6日生まれ、東京都出身の14歳。今回の「金田一少年の事件簿」では、第8話の舞台となる巽家の長女・巽もえぎを演じている。

 物語は、剣持警部(沢村一樹さん)の幼なじみで、巽家に嫁いだ紫乃(仙道敦子さん)の元に、「次の当主の生首をもらう」という“首狩り武者”からの脅迫状が届く。剣持警部と共に巽家を訪れた一(道枝さん)たちは、紫乃の連れ子の征丸(福山翔大さん)と先妻の長男・龍之介(吉村界人さん)による家督争いを目の当たりにする。一は、からくり部屋で首のない死体を発見。さらに、村で行われている「生首祭」を訪れると、美雪(上白石萌歌さん)がさらわれてしまい……と展開する。

 劇中では、もえぎとして、まるで日本人形のような可愛らしい和装姿も披露している近藤さん。「着物を着るのは好きなのですが、足を開いてしまうクセがあるので、常に内股にするのを意識していました」と振り返る。

 他者の前では「口数も少なく、ぼーっとしているふりをしている」というもえぎ。その裏で頭を働かせている様子を表現するため、近藤さんも「もえぎちゃんは今、何かを考えているんだろうって、一緒になって頭をぐるぐるさせるのを意識しました」とも告白する。

 役を通じて、大好きという猫とも共演。「初日は猫ちゃんも緊張していたみたいなのですが、撮影が進むに連れて、慣れてくれて。最終日になると私の膝の上で、リラックスしてくれたので、いっぱい触れましたし、満たされました」と笑顔を見せた。

 近藤さん自身も「共演者の皆さんが優しくしてくださったので、ほぼ初めてのドラマ撮影だったのですが、すぐ緊張もほぐれて、演技することができたと思います」と周囲に感謝し、見どころとして、劇中に登場するからくり屋敷の“からくり”と、もえぎが今まで我慢してきた感情をあらわにして、怒りをぶつけるシーンを挙げた。

 ◇卵かけご飯に“こだわり”? 楽器演奏や作曲にも意欲

 近藤さんは14歳の中学3年生で、芸能界入りのきっかけは、2013年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ごちそうさん」でヒロインを演じた杏さんをテレビで見たから。当然、憧れの存在として杏さんの名前を挙げ、「いつかご一緒できたら」と思いを打ち明ける。

 普段、学校では静かめの生徒だといい、最近は卵かけご飯を食べたり、もんじゃを作ったりしながら、夜、YouTubeで動画を見るのにハマっているとか。「卵かけご飯が大好きで。私は温泉卵を使うのですが、ゴマ油とねぎを加えて液体になるまで混ぜて、そこに納豆も加えてからご飯にかけて食べます」とこだわりの調理法(?)も披露する。

 動画と言えば、自身のインスタグラムでは、自作のアニメーションを度々アップしている。参考にしているのは米カートゥーンネットワーク制作の「アドベンチャー・タイム」や、“巨匠”手塚治虫の諸作で、「アニメの『リボンの騎士』から入って、そこからほかの作品を見て、マンガも読むようになりました」と話す。

 30秒未満の作品なら1時間くらいで仕上げてしまうといい、「描くのは結構、速い方だと思います。手の形が大好きで、特に速く描けます」と話す近藤さん。

 今後に向けては「楽しそうなことは全部やってみたい」と前置きした上で、「アニメって、私の頭の中をみんなと共有できる一つのツールでもあるので、この気持ちがもっと強くなったら、(本格的に)アニメーション制作にも携わりたい」と願望を告白。続けて、「あとは楽器が弾けるようになりたい」といい、「自分で曲を書いたり、歌を作ったりするのが好きなので、そういったことにもチャレンジできたらなって思っています」とクリエイティブな一面をのぞかせていた。

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