スキップとローファー:テレビアニメ化 P.A.WORKS制作 黒沢ともよ、江越彬紀出演

「スキップとローファー」のビジュアル(C)高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会
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「スキップとローファー」のビジュアル(C)高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

 「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の高松美咲さんのマンガ「スキップとローファー」が、テレビアニメ化されることが分かった。「ローリング☆ガールズ」などの出合小都美さんが監督を務め、シリーズ構成も担当。「パリピ孔明」「SHIROBAKO」「白い砂のアクアトープ」などのP.A.WORKSが制作する。黒沢ともよさんが、石川県の過疎の町から上京してきたばかりの高校1年生の岩倉美津未、江越彬紀さんが、みつみのクラスメートでスマートなイケメンの志摩聡介をそれぞれ演じる。特報映像もYouTubeで公開された。

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 黒沢さんは「スキップの音響制作現場はとても健やかで、私は美咲先生の生み出した世界を出合監督がとても豊かにイキイキと動かしていくクリエーションにただ感動する日々ですが、ムンッと気合を入れまして、私もみつみに挑んでいるので、どうぞ放送をお楽しみに。とってもワクワクしています!」とコメント。

 江越さんは「心の描き方が細やかなマンガで面白くて何度も読み返してしまいます。そんな作品のアニメ化に携われる喜びとプレッシャーの狭間でフワフワしていますが、すてきなアニメの一部になれるよう自然体で頑張ります」と意気込んでいる。

 原作者の高松さんは「アニメ化ありがとうございます! 原作者として関わらせていただいていますが、制作陣の皆さんが原作を読み込んで、本当にいいものにしようと尽力してくださっているのを実感しています。楽しみにしています!」と期待を寄せている。

 出合監督は「世の中には本当にいろいろな考えの人がいて、分かりあうのが難しいことの方が多いです。みつみを中心としたキャラクターたちのやりとりは面白くも、そこの核心に触れてきます。原作の持っている持ち味を大切に、クスリと笑って、見た後は少し肩の力を抜けるような作品にできるよう尽力いたしますので、楽しみにしていてください!」と話している。

 同作は、地方の小さな中学校から東京の高偏差値高校に首席入学した“田舎の神童”の岩倉美津未の高校生活を描く。コミックスが第21巻まで発売されており、最新7巻が6月22日に発売される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督・シリーズ構成:出合小都美 ▽キャラクターデザイン・総作画監督:梅下麻奈未▽音楽:若林タカツグ▽アニメーション制作:P.A.WORKS

 ◇キャスト(敬称略)

 岩倉美津未:黒沢ともよ▽志摩聡介:江越彬紀

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