俳優の間宮祥太朗さん主演の連続ドラマ「ナンバMG5（エムジーファイブ）」（フジテレビ系、水曜午後10時）の最終回（第10話）が6月22日に放送された。難破猛（満島真之介さん）が弟の剛（間宮さん）に涙ながらに謝罪をする場面があり、視聴者から感動の声が相次いだ。

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　◇以下、ネタバレがあります

　原作は小沢としおさんのマンガ「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」（共に秋田書店）。ヤンキー一家に生まれた主人公・難破剛が家族に秘密で健全な高校に入学して巻き起こる「二重生活」のドタバタを描いた。

　最終回は、剛が白百合高校に乗り込んできた不良たちと戦い、警察に連行され、知らせを受けた父・勝（宇梶剛士さん）と母・ナオミ（鈴木紗理奈さん）は、剛を家に連れ帰る。勝から「これからは遠慮しないで好きなことをやれ」と言われた剛だが、兄・猛は二重生活を送っていた剛を許せなかった。

　剛は正式な処分が下るまで無期停学に。伍代直樹（神尾楓珠さん）や大丸大助（森本慎太郎さん）は剛のことを心配していたが、連絡できないままだった。校長の岩城隆一郎（松角洋平さん）は、剛の退学処分を決定。藤田深雪（森川葵さん）ら級友たちは猛反発し、体育館に立てこもり、退学処分は取り消される。

　深雪は、剛に処分が白紙になったことを報告し、もうけんかをしないことを約束させる。そんな中、不良たちが剛を再び襲う。けんかをしないと約束した剛は反撃もせず、一方的に殴られるばかり。そこに現れたのが猛だった。猛は不良たちを撃退すると、傷だらけになった剛に「卒業できるといいな」と声をかけ、「おめえの話もろくに聞かねえでよ、ひでえこと言っちまってごめんな」と涙ながらに謝った。

　SNSでは「猛兄が振り返って涙ぐんでたとこで、もう声出して泣いた」「兄ちゃんの演技に、涙が止まらなかったぜ」「猛兄とのシーン、何度見ても泣ける」「満島真之介さんの涙にやられてしまった」といった反響があった。