俳優の間宮祥太朗さん主演の連続ドラマ「ナンバMG5(エムジーファイブ)」(フジテレビ系)の特別編「全開バリバリでアリガト」編が6月29日、放送され、難破家の愛犬・松を演じる豆三郎と、松の声を担当した声優の津田健次郎さんが、実写で初共演を果たした。
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松は、主人公・難破剛(間宮さん)が幼少期から“弟”としてかわいがっている難破家の愛犬。モフモフとしたキュートなルックスや、つぶらな瞳で魅せる演技と、津田さんの“イケボ”(イケてるボイス・イケメンボイス)というギャップで人気を博していた。
特別編では、難破家の面々が松の誕生日を祝うために家族会議を行っていると、仲間外れにされたと思い込んだ松は家出を決意する。街をさまよっていると、津田さんの顔が写ったポスターを発見。立ち止まった松の目の前に、本物の津田さんが歩いてくる。
松が「あれ!? ポスターの人だ」とつぶやくと、津田さんは「今、“ポスターの人だ”って思ったろ」と語りかける。松は「えっ、なんで分かるの?」と焦り、津田さんはすかさず「今、“なんで分かるの?”って思ったろ」と答える。「こわ!」とビビる松に、津田さんは「はやく家帰れよ、皆心配してるぞ」と優しく語りかけ、去って行くのだった。
同シーンの撮影時、松役の豆三郎は、最初は津田さんに興味を示すものの、やや警戒。ふたりで写真撮影を行ったことはあるが、演技をしながら共に過ごすのは初めてだった。スタッフがカメラ位置などを調整している空き時間に、津田さんから積極的にコミュニケーションを取るなどして、次第に距離を縮めていったという。
津田さんは豆三郎との初共演について「いい子でしたねー! お芝居するのも、もっと時間がかかるのかな? と思いましたが、全然時間が押すこともなくスムーズでした。本当にいいタイミングでこっちに振り向いてくれるなど、神がかり的な瞬間があってすごかったです。豆三郎くんに話しかける芝居をして、その豆三郎くんにまた自分の声を入れるというのが不思議な感じですが(笑い)。とにかく楽しかったし、うれしかったです!」と振り返った。
原作は小沢としおさんのマンガ「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(共に秋田書店)。ヤンキー一家に生まれた主人公・難破剛が健全な高校に入学して巻き起こる「二重生活」のドタバタを描く。
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