鎌倉殿の13人:“阿野全成”新納慎也&“実衣”宮澤エマ ゆかりの地で夫婦漫才? 地元の歓迎ぶりに感動

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のスペシャルトークショーに登場した新納慎也さん(中央)と宮澤エマさん(左)=NHK提供
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のスペシャルトークショーに登場した新納慎也さん(中央)と宮澤エマさん(左)=NHK提供

 NHKの大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)で、阿野全成を演じる新納慎也さんと、全成の妻・実衣を演じる宮澤エマさんが7月3日、沼津市民文化センター(静岡県沼津市)で開催されたスペシャルトークショーに登場した。静岡県沼津市は全成が兄・源頼朝より与えられた所領として知られる“ゆかり地”。新納さんと宮澤さんは劇中同様に絶妙な掛け合いを見せ、まるで夫婦(めおと)漫才をしているかのようなトークに会場は笑いに包まれた。

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 会場には、抽選で選ばれた約1000人の観客が詰めかけ、トークショーは、新納さんと宮澤さんが、司会者からの質問に和やかな雰囲気で答える形で進行した。放送時に話題となった、全成の登場シーンや告白シーンのほか、ネットを騒がせた(市川猿之助さん演じる)文覚との呪詛(じゅそ)合戦に触れ、新納さんは「実は、あのシーンは、宮澤エマさんと事前に打ち合わせ、二人でハモっていたんです(笑い)」と裏話も披露した。

 前日には、全成の墓がある士詠山大泉寺を参拝。地元の高校生が描いた阿野全成・実衣夫婦にまつわる作品と対面したほか、住職から二人を彫った消しゴム判子をプレゼントされるなどし、宮澤さんは「ご住職から、(1979年の大河ドラマ)『草燃ゆる』のときは阿野全成しか来なかったけど、今回は実衣さんにもお越しいただき、感謝しているという言葉をいただき、夫婦ともども歓迎してくれていることが本当にうれしい」と、地元の歓迎ぶりに感動していた。

 一方、トークショーの主催者である沼津市の賴重秀一市長は、「毎週欠かさず大河ドラマを拝見しており、私も他の視聴者同様お二人に癒やされている一人。沼津市ゆかりの二人を呼んで、トークショーを開催できたこと、本当にうれしく思う」と明かし、「全国から多くの方にお申し込みをいただき、心から感謝している」とも語った。

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