鎌倉殿の13人:山本耕史“義村”がラスボスに? 三谷幸喜が語る構想「最後まで分からないキャラクター」

「鎌倉殿の13人」で三浦義村を演じている山本耕史さん(C)NHK
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「鎌倉殿の13人」で三浦義村を演じている山本耕史さん(C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)で、主人公の義時(小栗さん)の盟友・三浦義村を好演している山本耕史さん。1979年の大河ドラマ「草燃える」では、“黒幕”として描かれた義村は、6月19日に放送された第24回「変わらぬ人」で「三浦はかつては北条より力は上。それがこれほどまでに差がついてしまった」と嘆くシーンが描かれた。敵か味方か、どちらともつかない存在の義村を、本作ではどう描くのか? 脚本の三谷幸喜さんが構想を語った。

 義村は、三浦義澄(佐藤B作さん)の嫡男。若いころから冷静沈着で、父からも頼りにされる知恵者……という役どころだ。

 三谷さんがイメージした義村は、1976年の大河ドラマ「風と雲と虹と」で山口崇さんが演じた平貞盛のようなキャラクターだったという。「主人公の友人だけどよく分からない存在。ずっと一緒にいるのに敵か味方か分からないポジションだったんです。それでいて品があって気高い感じがする、でもうさんくさい。頭はいいんだけど信用できない。そんなイメージを山本さんに演じてもらいたいと思っていました」と語る。

 山本さんといえば、2004年の「新選組!」での土方歳三、2016年の「真田丸」での石田三成と、三谷さんが脚本を手がけた大河ドラマにはすべて出演している。三谷さんは「義村は本当に不思議な人で、どの局面においても何を考えているのかよく分からない。その面白さを生かしてくれているのが山本耕史さん」と信頼を寄せる。

 今後の義村については「最後までどんなキャラクターなのか分からないやつを貫いてほしい。実際の歴史では暗躍しますから、一番最後に(ドラマの)ラスボス的な意味合いになるのは、ひょっとしたら三浦義村かもしれません」と含みを持たせた。

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