鎌倉殿の13人:アサシン善児から「二代目」襲名? 山本千尋“トウ”が登場! 圧巻の武技、狙うのはなにか

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で山本千尋さん演じるトウ (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で山本千尋さん演じるトウ (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第29回「ままならぬ玉」が7月31日に放送される。同回から、女優の山本千尋さんがトウ役で登場。大河デビューを果たす。

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 山本さんは、中国武術の世界大会での優勝経験を持ち、アクション女優としても注目を集めている。2017年放送の特撮ドラマ「ウルトラマンジード」(テレビ東京系)では、ヒロインの鳥羽ライハを演じ、原泰久さんの人気マンガを実写化し、公開中の映画「キングダム2 遥かなる大地へ」(佐藤信介監督)には、羌象(きょうしょう)役で出演している。

 「鎌倉殿の13人」で演じるトウは、「アサシン(暗殺者)」として視聴者から恐れられる善児(梶原善さん)に育てられた孤児(みなしご)。第24回「変わらぬ人」(6月19日放送)で、善児が範頼(迫田孝也さん)を殺(あや)めるのを見てしまった少女が成長した姿で、善児がその場で“殺さなかった”ことも放送時に話題となっていた。

 第29回では、善児が「二代目」と言って連れてきたトウが、圧巻の武技を披露するシーンもあるという。果たして、狙うのはなにか……。

 山本さんはトウ役について、「静かな覚悟を抱きながらも志を受け継ぎ、鬱憤と恩愛の迫間(はざま)で生きる彼女の運命に、(脚本の)三谷幸喜さんが与えてくださった新たな挑戦と愛を感じます。『僕も楽しんで書いていますので、楽しんで鎌倉時代を駆け抜けてください』とお言葉をいただきました」と明かしている。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

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