白紙の上でさようなら：マンガ家のリスタート描く注目作　イケオジ、モラハラ彼氏、毒親　コミックシーモアで配信開始

　電子書籍サイト「コミックシーモア」のマンガ賞「コミックシーモア毎月マンガ賞」で2年半ぶりに金賞を受賞した天井フィナンシェさんのマンガ「白紙の上でさようなら」が、同サイトで独占配信された。過去のトラウマでマンガを描けなくなったマンガ家・我聞恵のリスタートを描いた作品で、天井フィナンシェさんの描き下ろしイラストがMANTANWEBで独占解禁された。恵と“イケオジ”の大ヒットマンガ家・源田雲水（げんだうんすい）が描かれている。

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　同作は、16歳でマンガの新人賞でグランプリを受賞したことがきっかけで家族が崩壊してしまい、マンガを描けなくなった主人公・我聞恵が、新人賞の同期で大ヒットマンガ家の源田雲水と出会い、15年前から止まっていた人生が大きく動き出す……というストーリー。モラハラ彼氏、三角関係、毒親といったさまざまなテーマを描いている。

　作者の天井フィナンシェさんは「私自身が長い間アシスタントをしながら家事と育児に追われて30代があっという間に過ぎていく現実に焦り、同じように仕事や夢を半ば諦めた女性がもう一度頑張ろうと思えるマンガは描けないだろうかと思い､『白紙の上でさようなら』を考えました。それが賞をいただき連載として発表できるなんて今でも信じられません。雲水先生との関係が深まるにつれ恵が自分の人生をどう選択していくのか、ぜひ今後の展開に注目していただけたらうれしいです！」とコメントを寄せている。

　コミックシーモアでは、「白紙の上でさようなら」のコミックス第1～3巻を配信し、第1巻が無料で読めるキャンペーンを実施する。同サイトの図書券500ポイント分が当たるキャンペーンも実施。ツイッターでハッシュタグ「＃白紙の上でさようなら」と「＃コミックシーモア」を付けて感想を投稿すると応募できる。第1巻無料キャンペーン、プレゼントキャンペーンは、ともに9月9日まで。