井上尚弥選手:ドネア選手との対戦は「パーフェクトだった」 WOWOW番組で本人解説 バトラー選手との4団体王座統一戦も語る

「エキサイトマッチSP」の収録に臨んだ井上尚弥選手=WOWOW提供
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「エキサイトマッチSP」の収録に臨んだ井上尚弥選手=WOWOW提供

 プロボクシングWBAスーパー、IBF、WBC世界バンタム級王者の井上尚弥選手がこのほど、WOWOWのボクシング番組「エキサイトマッチSP」の収録に臨んだ。井上選手は番組ゲストとして、6月7日にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)でWBC王者だったノニト・ドネア選手(フィリピン)に2回TKO勝ちした3団体王座統一戦を、父の真吾トレーナーと共に解説した。

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 井上選手は、ドネア選手との対戦を「トレーニングの段階を含め、入場や気持ちの持って行き方など全部良かった。パーフェクトだったと思う」と振り返った。

 4団体王座統一戦に向け、井上選手陣営はWBO王者のポール・バトラー選手(英国)と対戦交渉中。井上選手は「もう(対戦が)決まりかけているという情報もある」と明かし、バトラー選手について「ドネアのように(前に)出てくる選手は早く終わるかもしれないけれど、バトラーのような選手と戦うときは自分がしっかり作戦や計画を立てないと長引くかなと思う」と語った。

 バトラー選手に勝利すると現実的になるスーパーバンタム級への転向について、井上選手は「フィジカル、耐久性など不安はある」と率直な心境を吐露。その上で「不安があるからこそ突き詰めていける。やってみないと分からないけど、もちろん自信もある。もっといいパフォーマンスができるかもしれない」と話した。

 番組は、井上選手対ドネア選手と同じ興行で、WBOアジアパシフィック、日本スーパーバンタム級王者の井上拓真選手が、日本王者だった古橋岳也選手に3-0で判定勝ちした王座統一戦と併せて、8月15日午後9時からWOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。

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