8月27、28日に放送される日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ45」で、チャリティーマラソンのランナーを務めるお笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんがこのほど、トレーナーの坂本雄次コーチと共に取材に応じた。兼近さんは「今までゴールを目指してきた人たちの中で、最速ゴールを目指しています！」と宣言した。

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　元々インドア派という兼近さん。これまで運動も全くしなかったといい、チャリティーランナーに選ばれたことで生活が“激変”したという。「（生活が）活動的になりました。ご飯も家から出ずにカップ麺と納豆みたいな食生活をしていたのですが、最近はすぐ近くの松屋に足を運ぶようになりました！」と笑う。

　マラソントレーニングを始めてからの体の“変化”については、「自身では、あまり気付かないのですが、坂本さんが変わったって言ってくれます」という。坂本コーチも「最初の頃と比べると、太ももの裏側やふくらはぎの筋肉のつき具合は、明らかに変わっていますね」と仕上がりに太鼓判で、兼近さんは「坂本さんがずっと、『足変わってきてる』『いいね』ってモデルの撮影みたいにほめてくれるので、ノリノリで走っています！」と語った。

　坂本コーチは、兼近さんの“走り”について、「普段話しているときと、走っているときの表情がぜんぜん違う（笑い）。走っているときは、結構真剣な顔をしていますよ！　それでも、ファンに声を掛けられると、非常に丁寧に応えている姿が印象的です」とにっこり。「客観的に見ても、すごくバランスのとれた良いフォームをしています。人の体ってバランスが微妙に違うので、それが走るときのフォームにも出てくるのですが、兼近くんの場合はブレが少ない。“超長距離”を走るのに向いている、ランナー向きの体をしているんです」と話していた。

　兼近さんは「坂本さん多分俺のことランナーにしたいのかな、ずっと『将来楽しみ』って言ってくるんですよ」と照れ笑いを浮かべつつ、「びっくりするくらいのスピードで。中継1個目でもうゴールしちゃってる！みたいな、それくらい安心感ある走りで完走したいです。あとは、“最後まで元気”を目標にしています！」と意気込んでいた。

　今年の24時間テレビは「会いたい！」がテーマで、両国国技館（東京都墨田区）をメイン会場に8月27、28日に放送される。

　チャリティーマラソンは、1992年の第15回から始まった同番組の名物企画で、単独での挑戦は2017年のブルゾンちえみさん（現・藤原しおりさん）以来、5年ぶり。2018年はお笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさんによるトライアスロン形式、2019年は水卜麻美アナウンサーら4人による駅伝で実施。2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止され、それぞれ募金ラン、募金リレーとして行われた。