キングダム:実写映画がシリーズ2作で100億円超え 「2」は今年の邦画実写作品1位に 

映画「キングダム2 遥かなる大地へ」のビジュアル(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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映画「キングダム2 遥かなる大地へ」のビジュアル(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原泰久さんの人気マンガを、山崎賢人さん主演で実写化した実写映画第2作「キングダム2 遥かなる大地へ」(佐藤信介監督)が、7月15日の公開日から8月23日までの40日間で、動員数320万人、興行収入約45億3000万円を突破し、今年公開された邦画実写作品の興行収入で1位になったことが分かった。2019年公開の実写映画第1作(興行収入57億3000万円)と合わせると、シリーズ累計興行収入は100億円を突破した。

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 大ヒットを記念して、今作のクライマックスの主人公・信(山崎さん)と、大将軍の王騎(大沢たかおさん)の会話シーンが、東宝のYouTubeチャンネル「東宝MOVIEチャンネル」で2週間の期間限定で公開された。「天下の大将軍」になるため初陣に挑んだ信が、王騎から「将軍」について教えを請うシーンとなっている。

 「キングダム」は、2006年に「週刊ヤングジャンプ」で連載を開始。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す戦災孤児として育った信と、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描いている。コミックスの累計発行部数は9000万部を突破。2012年にスタートしたテレビアニメも人気で、現在は第4シリーズがNHK総合で毎週土曜深夜0時に放送中。2023年2月には舞台化され、帝国劇場(東京都千代田区)で上演される。

 「キングダム2 遥かなる大地へ」では、秦と魏による「蛇甘平原の戦い」で、信が初陣に挑む姿が描かれている。原作の人気キャラクターの羌カイ(きょうかい)が初登場し、清野菜名さんが演じることでも話題になった。

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