竹財輝之助:「競争の番人」最終章で“重要人物” 「やるせない気持ち」に 

8月29日放送の連続ドラマ「競争の番人」第8話に出演する竹財輝之助さん(左)と前田亜季さん(C)フジテレビ
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8月29日放送の連続ドラマ「競争の番人」第8話に出演する竹財輝之助さん(左)と前田亜季さん(C)フジテレビ

 俳優の竹財輝之助さんが、杏さんと坂口健太郎さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の第8話(8月29日放送)に出演することが分かった。物語は同話から最終章に突入するが、最終章の“重要人物”である、建設会社「小津建設」を営む小津耕介(おづ・こうすけ)を演じる。耕介と共に「小津建設」を営む妻・環(たまき)役で前田亜季さんの出演も発表された。

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 第8話では、「公正取引委員会第六審査(通称ダイロク)」に、新たな調査案件が入る。「納品した資材の代金を一方的に減額した中堅ゼネコンがある」というタレコミが入り、白熊(杏さん)が調査。その“中堅ゼネコン”というのが耕介と環が営む「小津建設」だった。

 「小津建設」が下請けいじめをしているという情報だったが、実際には、大手ゼネコンによる談合によって「小津建設」は倒産寸前。資金繰りがうまくいかずに取引先への料金の未納が複数あるという状況だった。

 資金繰りに苦しむ小津社長夫妻にとってわずかな希望は、目前に迫っている“とある工事”の入札。工事を請け負うことができれば、滞っている支払いも全て支払うことができる。この「小津建設」の行く末が、今後の物語にとって重要な鍵になるという。

 竹財さんは、今作の出演について「公正取引委員会を舞台にしたドラマって珍しいなーというのが第一印象です。自分自身どういう仕事なのか詳しく知らなかったので興味深く台本を読ませていただきました」とコメント。演じる耕介について、「彼のような真面目で社員思いの人ほど、過ちを犯しやすい社会なのかなとやるせない気持ちでいました」と語り、「物語の終盤にどう関わってくるのか楽しみにしていただければと思います!」とアピールした。

 ドラマは、今年5月に発売された新川帆立さんの同名小説が原作。東大法学部を首席で卒業した小勝負、直情型の元刑事の白熊ら「ダイロク」が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。
 

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